転職ノウハウ | 20年12月23日

アパレル転職の志望動機を書く時のポイント

アパレル販売員へ応募をする際、応募書類に記載が必要な志望動機。いざ書くとなると難しく悩む方も多いのではないでしょうか。今回は、アパレル志望動機の書き方と3つのポイントを例文も交えてご紹介します。

【目次】
■志望動機を記載する前の3つのポイント
【point 1】応募するブランドが好きなことは大前提
【point 2】ブランドの求める人物像を知る
【point 3】自分が志望した理由を洗い出す
■志望動機の書き方4ステップ
【STEP 1】「なぜ志望したか」
【STEP 2】「志望理由に対する動機は何か」
【STEP 3】「活かせるスキル・企業側のメリット」
【STEP 4】「将来のビジョン」
■志望動機を記載する前の3つのポイント

【point 1】応募するブランドが好きなことは大前提
ファッションが好き・ブランドが好きというのは志望動機の1つになりますが、それだけでは弱いです。アパレルの販売職の求人は、ブランドのファンではなく、一緒に働く仲間を探しています。「このブランドの接客スタイルが好き」「自分の接客スキルを活かせると感じた」などの具体的に活躍するイメージが浮かぶような内容を記載すると良いでしょう。

【point 2】ブランドの求める人物像を知る
志望動機は、自分のスキルも記載します。その為、応募するブランドの求める人物を事前にチェックして、自分のスキルやアピールするポイントを決めておくと志望動機が作りやすくなります。まずは、求人内容やブランドの採用ページを確認して、どんな人物を求めているかをチェックしてみてくださいね。

【point 3】自分が志望した理由を洗い出す
採用担当者は、「数ある仕事の中から、なぜこのブランドを選んだのか」を一番知りたいと考えています。その為、志望動機を記載する前に、自分がなぜ志望したのかをしっかり洗い出してください。そうすることで、スムーズに志望動機を記載でき、面接などで質問されても答えやすくなります。

◇洗い出す項目
1、なぜこのブランドで働きたいのか?
2、なぜ他の仕事・ブランドではいけないのか?
3、自分がこのブランドで働くことで、活かせること・身に付くスキルはあるか?

もし、何も浮かばなければ、ブランドのwebサイトやSNSを見たり、店舗で実際に接客を受けてみて、志望理由を作り出してみても良いでしょう。魅力を感じるポイントは、企業理念・ブランドの世界観・ブランドの商品・働いている社員・キャリアプランなど様々だと思います。【point 2】のブランドの求める人物像と絡めて考えると、焦点が定まり魅力を見つけやすくなります。自分なりにピンとくる魅力を洗い出してみましょう。
■志望動機の書き方4ステップ
文章構成はとても大切。下記4つの流れに添って記載すると、好印象を与える志望動機のでき上がりです!志望動機を記載する際のポイントを踏まえて、作ってみてくださいね。

【STEP 1】「なぜ志望したか」
志望動機の結論は、採用担当者が一番知りたい「なぜ志望したか」を記載すると良いでしょう。応募ブランドに魅力を感じた部分などを具体的に簡素に記載します。

例:「貴社のお客様一人一人に寄り添う接客スタイルに魅力を感じ志望しました。」

【STEP 2】「志望理由に対する動機は何か」
結論で記載した「なぜ志望したか」に至った動機を具体的なエピソードを踏まえて記載します。抽象的な表現でなくより具体的な内容にすると良いでしょう。

例:「きっかけは、貴社の〇〇ブランドの〇〇店で買い物に行った際でした。商品のサイズ違いを聞きたいと思った瞬間に、さっと販売スタッフの方がお声がけをしてくれてサイズを案内してくださいました。その後も親身にアドバイスをしてくださり、とても居心地が良く楽しい時間になり、貴社の接客スタイルに感銘を受けました。」

【STEP 3】「活かせるスキル・企業側のメリット」
このブランドに入社した後、どのように活躍ができるのかを記載します。ここでは、求人に記載されている「ブランドの求める人物像」と「自分が活かせるスキル」がマッチする内容を記載すると良いでしょう。具体的なスキルや成果を記載できればより魅力的です。

例:求める人物像に「コミュニケーション能力がある方」と記載されている場合
「前職の飲食店では、積極的にお客様とコミュニケーションをとり、必ずおすすめのメニューをお伝えすることを心掛け、毎月10%の売上アップに貢献しました。貴社でも、お客様と積極的にコミュニケーションを図りブランドの魅力をお伝えしていきたいです。」

【STEP 4】「将来のビジョン」
入社後の目標・ビジョンを記載します。採用担当者は、入社後にできるだけ長く活躍して欲しいという思いがあります。その為、入社してからの数年後も見据えていることを伝えると好印象です。

例:「接客販売の経験をしっかり積み、将来的には多くのお客様から愛される店舗運営ができる店長になりたいと考えています。」
いかがでしたでしょうか。志望動機に記載する内容のイメージはできましたか。志望動機は、最も重要視されるポイントです。今回ご紹介した志望動機を記載する前の3つのポイントを踏まえて、書き方に関する4つのステップを参考に、採用担当者に好印象を与える志望動機を作りましょう。




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