転職ノウハウ | 21年1月6日

知らないと恥ずかしい…接客7大用語、正しい接客用語と敬語

接客業をする上で正しい敬語を使う事が大切ですが、間違った敬語を使っている人は少なくありません。お客様や上司に指摘される前に接客用語や正しい敬語を習得しておきましょう!正しい敬語が身に付いていると、きちんとした印象を与える事ができ、目上の人と話す時やその他でも様々なシーンで役立ちます。普段使っている言葉が間違えた使い方ではないか、一度確認してみてくださいね!
▽販売員が抑えておきたい接客7大用語

1、いらっしゃいませ
2、かしこまりました
3、少々お待ちください
4、お待たせいたしました
5、恐れ入ります
6、ありがとうございます
7、申し訳ございません


1、いらっしゃいませ
「いらっしゃいませ」とはお客様を歓迎する、店内に迎え入れるための大変重要な言葉です。むやみやたらにお客様の顔も見ずに言うのは×。ご来店されたお客様の方を見て、笑顔で挨拶をしましょう!

2、かしこまりました
同じ意味合いの「分かりました」「了解しました」は丁寧語です。より敬意を示すためにもお客様や目上の人には「かしこまりました」を使うようにしましょう。

3、少々お待ちください
お客様をお待たせしてしまう時に使う言葉です。フィッテングやお会計時に、この言葉を言うか言わないかでお客様の印象は変わります。「少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか」や「少々お待ちくださいませ」にするとより丁寧に聞こえますよ。

4、お待たせいたしました
お待たせしてしまった場合は、「お待たせいたしました」と声をかけるようにしましょう。待たせた時間が短い場合でも、お客様が気持ちよくお買い物をするためにこの言葉はきちんと伝えるべきです。

5、恐れ入ります
「ありがとうございます」の代わりに感謝を伝える意味です。この言葉には「感謝」の他に「恐縮」という意味も込められいます。お客様に何か聞きたい時や手間を取らせてしまう場合、何か頼み事をしたい時などにクッション言葉として活用する事が出来ます。

6、ありがとうございます
接客の基本フレーズです。お客様が商品を購入された時やお店を出ていくときは、感謝の気持ちを込めて「ありがとうございます」と伝えるようにしましょう。スタッフ同士で頼み事をした場合も、御礼はきちんと伝えるようにしてくださいね!

7、申し訳ございません
お客様からクレームがあった場合やご迷惑をお掛けしたときは丁寧な言葉で対応しましょう。よく「すみません」というフレーズを使いがちですが、丁寧さに欠けていると判断されるので避けるようにしましょう。謝罪をする際は「申し訳ございません」と真摯に対応することが大切です。
▽間違いやすい接客用語・敬語

■~のほう
比較対象がないものには「~のほう」は使用しません。
×こちらの方ほうでよろしいでしょうか。
○こちらでよろしいでしょうか。

■よろしかったでしょうか
確認することは現在の出来事であり、過去形である必要はないです。
×よろしかったでしょうか。
○よろしいでしょうか。

■~になります
「なる」はAがBに変化することを表します。変化しないものに対しては使用するのは間違いです。
×「ご試着室はこちらになります」
○「ご試着室はこちらでございます」

■~からお預かりします
物を受け取る際は、「~をお預かりします」と言います。
×「1万円からお預かりします」
○「1万円、お預かりします」

■なるほどですね
なるほどは、「なるほど」「そうですね」が混ざった言葉です。
×なるほどですね
○おっしゃる通りです/はい

■とんでもございません
途方もない、意外という意味の「とんでもない」。この丁寧な表現として使われているのが「とんでもございません」ですが、この言葉は今では一般化が進んでいますが、後から許容された言葉です。人によっては、間違った使い方と感じる場合もあるので、安易に使用しない方が良いでしょう。
×とんでもございません
○恐れ入ります

■すみません
失敗をした時や迷惑をかけた時に詫びる言葉の丁寧な言い回しとしてよく使われていますが接客時には使用しません。
×すみません
○申し訳ございません/失礼いたしました


いかがでしたか。普段使っている敬語が正しいものだとは限りません。販売員として正しい敬語を身に着けておくことで、さらに自然で丁寧な印象を与えることが出来ます。ぜひ、あなたも普段使っている敬語を再確認してみてくださいね!


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