転職ノウハウ | 15年4月10日

アパレルショップ店員の一日の流れ

アパレルショップ店員の仕事内容は「アルバイトか正社員か」「早番か遅番か」など、働き方のスタイルによって仕事内容や勤務時間は異なることがあります。
今回は「フルタイムで働くショップ店員」を例に、出社から退社まで一日の仕事の流れと、ショップ店員として気をつけることを紹介します。
 
あるショップ店員の1日(午前)
10:20|出勤
ショップ店員はお客様に「見られる仕事」なので、身支度には時間がかかります。その日のコーディネートだけでなく、アイテムに合わせた髪型やメイクを日によって変えている店員さんは多いです。そのため、起床時間には余裕をもたせておきましょう。出勤時間はお店によって違いますが、オープンの準備が開始される10分~15分前の出勤が一般的です。

10:30|オープンの準備
職場に到着したらタイムカードを切ります。ショップ店員の最初の業務はオープン準備です。床を掃いたり、棚のホコリを落としたり、商品の整列・整頓を行ったり、お客様に気持ちよく買い物していただけるように店内を掃除します。だいたい10分~15分で掃除は終わらせ、お店によっては朝礼やミーティングが行われます。

10:50|朝礼とミーティング
朝礼やミーティングでは連絡事項や商品情報、売上目標の確認などが行われます。スタッフ全員が共有すべき内容ですから、しっかりと確認し、気になった点や分からなかったところがあれば、必ず質問しましょう。お店によっては「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と声出しをするところもあります。

11:00|オープン
いよいよオープン。アパレルショップは午前10時~11時オープンが多いようです。オープン後は店内整理を行いつつ、お客様の接客、レジ業務などを行います。


あるショップ店員の1日(午後)
13:30|お昼休憩
休憩はだいたい60〜90分です。90分の場合は昼に60分、夕方に30分と分けてとるケースが一般的。路面店の場合、近くのカフェやレストランで昼食を取ったり、お弁当を休憩室で食べたり。ファッションビル勤務の場合は施設内にお食事施設があるので便利です。

14:30|仕事の再開
お昼休憩を挟んで、仕事を再開します。基本的に午前中の業務と同じですが、午後はお客様が少なくなったタイミングで、仕入れた商品の検品作業やタグ付け、ポップ作成、ディスプレイ、在庫管理などが業務に加わることがあります。また、売上目標に対しての現時点での達成率などを随時確認し、新たに戦略を立てることも大事です。

20:00|クローズ作業をして退勤
閉店時間になったらお店のクローズです。お店のシャッターを閉め、レジ締めを行います。そして、商品在庫のチェックやPOP書き、ディスプレイの変更、店内の清掃などが終わると退勤です。


キャリアアップすると…
はじめは接客やレジ業務が中心ですが、キャリアを積んでいくと商品の陳列やレイアウトなどを任されるようになってくるでしょう。一人前のショップ店員になれば、新たに入ったスタッフの教育が加わります。
そして、マネージャーや店長に昇進すると、売上目標や管理業務など、店舗の運営に直接関わる仕事に携われるようになります。






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