転職ノウハウ | 5月13日

アパレル販売員必見!洋服のきれいなたたみ方をアイテムごとに紹介!

ショップ店員として必須の能力は、いろいろとありますが、接客力と同等か、それ以上に必要な能力があります。それは「服をたたむ能力」です。ショップ店員は、仕事として大量のアイテムをたたまなくてはなりません。たたみ方は商品をキレイに見せるだけではなく、相応のスピードも求められるため、最初は戸惑ってしまう人も多いようです。これからショップ店員として働く人はもちろん、洋服をたたむのが苦手な現役販売員の方にとっても役立つ、素早くキレイに洋服をたためる方法をご紹介します。
 
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1、シャツのたたみ方


まずは、基本になるシャツの畳み方について解説しましょう。
シャツといってもTシャツやワイシャツ、半袖や長袖などいろいろな種類がありますが、やり方は同じです。シャツをたたむ時には、まず「服の折り目」に注目してください。肩から裾にかけてラインが入っており、腹部には横一文字にラインが入っていると思います。また、袖がある場合は何本かラインがあるはずです。これは服が出荷される時にできた「折りたたみ癖」です。日常使いではアイロンをかけてシワを伸ばしたりしますが、お店で服をたたむ時は、このラインが重要です。この線に沿って折り畳みましょう。それだけで、キレイにたためてしまうのです。

具体的には、肩口から縦に走っている二つのラインを指でつかみ、洋服を釣るように持ってみましょう。すると線が入っているとおりに曲がるはずです。あとは袖を畳み、腹部にあるラインに沿って折るだけです。商品やメーカーによってラインの位置が変わるので注意してください。慣れないうちはテーブルや、ほかの衣類の上に置きながら畳みましょう。ある程度の数をこなし練習すれば、立ったままたたむことも簡単にできるようになります。


2、上着類のたたみ方


次は上級の上着にチャレンジしてみましょう。上着はシャツと違ってラインが入っていないことが多く、キレイにたたむのが難しいと言われています。注意するポイントは「総合的な見た目」です。お店では、たたんだものを積み重ねるため、ひとつひとつはキレイにたためたとしても、重ねてみると、不揃いになってしまうことがあります。肩口から縦に折り、袖を折ってから、腹部で上下半分に折るという流れはシャツと同様ですが、サイズによって折る場所や側を調整し、幅を揃えるように意識してたたむとよいでしょう。上着はアイテムによって厚みやサイズ、フードなどのデザインの違いもあります。ハンガーにかけることも多い商品ですので、もし畳める機会があれば積極的にチャレンジして試してみましょう!


3、パンツのたたみ方


パンツの畳み方は一番簡単です。まずは、センターラインのファスナーを線対称にして縦半分に折りましょう。
くるぶし辺りにある縫い目に合わせて形を整えたら、三つ折り、または四つ折りにします。これで大丈夫です。立ちながらたたむ時は、太ももをテーブルの代わりにすると、崩れずよりキレイに仕上がります。


4、スカートのたたみ方


基本的にはラインに沿って折れば良いのですが、フワッとしたスカートだと、ラインが入っていない場合があります。このような時には長方形になるようにたたむのがおすすめです。見た目が綺麗になり、さらにコンパクトになるため収納もしやすくすることができます。
パンツと同じく、センターラインを線対称にして縦半分に折り、外側に広がっている部分を内側に畳み、長方形を作ります。後はパンツと同じく三つ折り、または四つ折りにして完成です。


5、服のたたみ方まとめ


服をキレイにたたむ技術は、ショップ店員として非常に重要なスキルです。畳み方をマスターすることで、アイテムがより魅力的に見え、お客様にも良い印象を与えることができます。シャツ、上着、パンツ、スカートそれぞれに適した畳み方を身につけることで、効率的に作業を進めることができ、商品をコンパクトにまとめることで店舗内の整理整頓もスムーズになります。練習を重ねることで、スピードと美しさを両立させた畳み方が可能となり、店舗運営にも大きな効果をもたらします。どんな洋服でも、コツを押さえてたたむことで、整理整頓がしやすく、収納スペースの有効活用にもつながります。是非この記事を参考にし、自分のスキルアップのためにもぜひ練習をしてみてくださいね!

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