転職ノウハウ | 15年3月4日

求人情報の集め方~3大情報収集法とそのデメリット~

アパレル業界の転職情報では、「インターネット」「その会社・ショップを知る人に相談」「人材紹介会社」という、3つの情報収集法があります。ただ、この方法にはデメリットや注意点もあります。ここでは、それぞれの情報収集法で気をつけておきたいことをまとめました。
 
インターネット
ちょっとした空き時間にも、スマートフォンで手軽に最新の情報を収集できる時代です。しかし、手軽にチェックできる情報は、多くの人に閲覧されていると考えるべきです。条件の良い求人はとても競争率が高いかもしれません。そういう時は「非公開求人案件」を多数抱える人材紹介会社を探してください。

実は、優秀な人材紹介会社ほど、サイトに公開されていない好条件の求人案件をたくさん持っています。なぜなら、採用したい企業から「当社にピッタリの人材だけを、厳選して紹介してください」などと頼まれることが多いからです。また、今後、日本に上陸予定のブランドなど、求人情報を公にできないケースもあります。こうした非公開求人情報は、アパレル業界に強いパイプと信用を持つ人材紹介会社しか持っていません。残念ながら、インターネットからでは見つけることは難しいでしょう。


知人の紹介・相談
「百聞は一見にしかず」といいます。インターネットで公開されている情報の大半は「求人を行う側の事情」で書かれた内容です。もしかすると、会社に都合のいいことばかりが書かれているかもしれません。そういう意味では、ショップや会社で働いている、または勤務したことがある人の「生の情報」は非常に貴重です。

ただし、「何か嫌なことがあってその職場を辞めた」という人の話は、注意深く聞きましょう。それは、会社に対して悪い印象(偏見)を持っていることがあるからです。たまたま相性の悪い上司の下に配属されたり、自分に不向きな仕事に配属されたりといった場合、その人の個人的な印象と、会社の実際の雰囲気や考え方は大きく違っている可能性があります。

しかし、話を聞くこと自体はとても参考になります。話を聞く時には「これは客観的な評価かな、それとも個人的な思い込みかな?」といったことを常に思いながら聞く姿勢が大切です。
そういう意味では、アパレル業界全体に精通し、いろいろな会社・ショップを知っている人材紹介会社は、公平・客観的な目で企業やショップを評価していますから、信頼性の高い情報を入手しやすいでしょう。


人材紹介会社に相談
ひと口に「人材紹介会社」といっても、世間にはマッチングの満足や質ではなく、転職成約数だけを重視している会社もあります。そういう会社では、あなたの希望を無視したり、あなたの将来のキャリア形成を考えない転職をすすめたりするかもしれません。






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