お仕事の初日は誰もがみんな緊張します。しかしはじめの第一印象であなたがどんな人なのか判断されてしまうのも事実。一緒に働く方に好印象を持っていただくためにも、初出勤の前にしっかりと準備しておくことが大切です。
ここではアルバイトの初日を迎える前に準備したいポイントや、ご挨拶の例文など、初出勤の基本をご紹介します。

1、アルバイト初日までに確認すること

バイト先への到着時間
初日は少し余裕をもって到着できる時間を確認しましょう。ただしご担当者の方が別の仕事をしている可能性もありますので、あまりに早すぎる到着もご迷惑になる場合があります。就業開始時間の10分前を目安に向かいましょう。

服装・みだしなみ
面接や採用の連絡を受けた時の確認はもちろん、ブランドイメージはしっかり確認しましょう。制服のある店舗でもはじめは私服で勤務する可能性も考慮し、清潔感のある服装を意識します。また、髪色やネイルに制限がある場合は事前に整えておく必要がありますので早めの準備をおすすめします。

持ち物
こちらも、面接や採用の連絡を受けた時に持ち物を確認しましょう。また、持ち物の指定がない場合でも必ずメモ帳と筆記用具は持っていきましょう。
またバイト初日には契約書などのいくつかの必要書類への記入をお願いされる可能性があるので、はんこ、給料の振込口座情報がわかるものがあると安心です。持ち帰る書類もあるかもしれないので、 クリアファイルとA4サイズの資料が入るカバンを選ぶと良いでしょう。

担当者名と連絡先の確認
初日に誰を訪ねればいいのか、合格の連絡が来たときに確認しましょう。確認しそびれたときは、面接の担当者に初出勤の前日までに電話やメールなどでお問合せします。また、連絡先の電話番号は事前に携帯電話に登録しておきましょう。

アルバイト初日の挨拶例文

担当者を呼んでもらう時
バイト先に着いたら、その場にいらっしゃるスタッフの方にまず挨拶をし、事前に確認した現場の担当者を呼んでもらいましょう。

「こんにちは。お忙しいところ失礼致します。本日からこちらでアルバイトでお世話になる○○と申します。ご担当の××様を訪ねるようにお聞きしているのですが、お取次ぎいただけませんでしょうか。」

担当者への挨拶
現場の担当者と会ったら、まずは自身の自己紹介をします。業務の忙しい中で時間を作ってくれているので、簡潔に行いましょう。

「本日からお世話になります、○○です。どうぞよろしくお願いいたします」
「今日からアルバイトでお世話になる○○と申します。よろしくお願いします。」

仕事仲間への挨拶
朝礼などでお時間を取っていただける場合もあるので、しっかりと自己紹介ができるように内容を考えておきましょう。学生さんなら「年齢や学年、いつシフトに入ることが多いか、過去のバイト経験」、パートさんなら「家族構成、いつシフトに入ることが多いか、過去の仕事経験」などを話すと印象に残りやすくなります。ただし、長すぎると迷惑になるのであくまでシンプルで分かりやすい内容にまとめましょう。

・学生の場合
「はじめまして。本日からアルバイトとして勤務する○○大学1年の○○と申します。カフェでの接客の経験があります。授業が終わった後にシフトに入らせて頂くので、17時以降のシフトに入る事が多くなると思います。アパレル販売は初めてなのですが1日も早く仕事を覚えて即戦力になれるよう頑張ります。よろしくお願いします。」

・パートの場合
「はじめまして。本日からパートとしてお世話になる○○と申します。子どもが小学校に上がったのをきっかけにパートを始めることにしました。過去にアパレル経験がありますので、その経験を活かしながら早く仕事に慣れるよう頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。」

バイト初日の挨拶で意識すること

笑顔と明るさを意識
第一印象で一番大事なことは笑顔と、はきはきした話し方です。自分が思うよりワントーン明るい声で話すことで、しっかりした印象を持ってもらいやすくなります。どうしても緊張してしまう場合は簡単に挨拶の練習しておくと良いでしょう。また、相手の目をしっかり見ながら話すことを意識すると、好印象を与えやすくなります。

挨拶をするタイミングに注意
挨拶したい相手が忙しそうにしているときや、誰かと会話をしているときなどは避けるようにしましょう。挨拶できそうなタイミングがないときは、無理せず仕事終わりなどのタイミングで一声をかけるようにします。また、挨拶のために作業を中断してくださった場合は「お忙しいところ、お時間ありがとうございます」など感謝の一言を添えましょう。

全員に挨拶する
基本的に顔を合わせた方全員に挨拶をします。中には、今後直接業務の関わりがない人がいるかもしれませんが、挨拶をされて気を悪くする人はいませんので積極的にご挨拶をしましょう。また、初日に会えなかった人には、シフトが被ったときに随時声をかけると良いでしょう。

まとめ
バイト初日までに出勤時間や職場への行き方などを確認することで、初出勤の不安を減らしておくことが大切です。そうすることで少し緊張も和らぎ、あなたの誠実さも伝わるでしょう。
はじめは仕事もスムーズにできず戸惑う場面も多くなります。1日でも早くにも一緒に働く方との関係を築き、仕事を習得できるよう初日のご挨拶を意識してみてくださいね。

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