転職ノウハウ | 15年4月21日

ショップ店員なら知っておくべき「メイク」について

ショップ店員はお店の「顔」。接客だけが仕事ではなく、そのお店のアイテムをオシャレに着こなす「広告塔」としての仕事もあります。そのため、服装やスタイルに気をつけている人は多いでしょう。ただし、人々から見られる仕事なので服装以外のところにも気を配っておかなければいけません。
今回はショップ店員なら知っておくべき「メイク」について解説します。
メイクを指定されることがある
ショップによって打ち出しているコンセプトやブランドイメージは様々です。お店のカラーによって服装や髪型にルールを設けているところは少なくありません。ブランドやショップによってはメイクの指定が存在することがあります。
例えば、カジュアル系ショップの場合は薄めのナチュラルメイクならOKですが、濃い化粧はNGになったり、一方、大人向けのブティックの場合、エレガントなメイクが求められて、地味なメイクはNGになったりします。このようにメイクをするときは、その店舗のブランドイメージに合ったものをチョイスする必要があります。女性向けファッションにはそれぞれ傾向がありますから、ブランドのイメージ別にメイク方法を変えてみましょう。


お店の傾向で知るメイクのヒント
女性向けのショップには「赤文字系」や「青文字系」「ギャル系」など、それぞれファッションの傾向があります。これをヒントにメイク方法を変えてみてください。

・青文字系
青文字系とは東京の原宿をブランドイメージとしているファッション雑誌のこと。一言でいえば「カジュアル系」です。また、個性的で同性受けするファッションアイテムやコーディネートを取り上げる傾向があります。カジュアルアイテムを多く扱っている店舗だと、ナチュラルな薄メイクを基本として、濃いチークを入れたメイクやグロスを取り入れたメイクでもOK。ただし、蛍光色の口紅を付けたり、つけまつげを盛ったり、ギャル・ネオン系のメイクはNGとなる店舗も多いようです。

・赤文字系
赤文字系は女子大生や若手OLなど20代前半の女性をターゲットにしたファッション雑誌です。こちらは一言でいうと「モテ系」になります。モテ系と言われるように異性受けのファッションアイテムやコーディネートを取り上げる傾向があり、清楚でキレイめのアイテムを揃えている店舗は赤文字系といえます。キレイなお姉さんには欠かせないグロスを基本に、他にも「ナチュラルメイク」「モデル風メイク」などが好まれる傾向があります。

・ギャル系
常に進化を続けるギャル系はメイクも様々。目を強調した濃いめのメイクから、ナチュラルさを意識したセレブ風メイクなど多様。ブランドによって変わるのはもちろん、シーズン毎のトレンドメイクを反映しているので要チェックです。


まとめ
いかがでしたか。ファッションの傾向とそれに合うメイクスタイルを紹介しました。
お店のカラーと今回紹介したヒントを参考にすることで、大きなズレは起きないでしょう。ただし、一番手っ取り早く確実なのは、直接ショップで働いている人に聞くこと。「イマイチメイクの方法が分からない」という人も先輩に聞いたり、教わったりすることで迷うことはなくなるでしょう。






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