転職ノウハウ | 22年9月21日

アパレルのエリアマネージャーの業務内容、求められるスキル

エリアマネージャーとは、店舗お客さん観的に調査・分析し、それを現場にフィードバックするのがおもな役割です。
マーケティング、在庫管理、接客教育、商品構成など、幅広い仕事に携わります。ショップ店長の上司にあたる職種で、本社と店舗のパイプ役となる重要な存在です。幅広いスキルが求められますが、非常にやりがいのある仕事といえるでしょう。
今回はアパレルのエリアマネージャーの業務内容と、求められるスキルについて紹介したいと思います。
エリアマネージャーの業務内容
エリアマネージャーの目的は『売れる店』を作る上げることです。その活躍の場は幅広く、デスクワークもあれば、ショップ店員と同じく現場の最前線に立って、お客さんと接客することもあります。具体的な業務内容を説明します。

(1)市場調査
まずは、「情報収集能力」です。アパレルは非常に早いサイクルで流行が変化するのが常であるため、「売れる店」を作るためには、最新のトレンドや業界情報をキャッチアップしてく必要があります。そのため、ファッション誌などによる情報収集はもちろん、商品の売れ行きからユーザーが何を求めているのかを分析、ライバル店の調査もする必要があります。「情報収集能力」は必須といえるでしょう。

(2)情報のフィードバック
市場調査で導き出した答えを、現場にフィードバックするのもエリアマネージャーの仕事です。自分の手でお店を作り変えることができるのは、この仕事ならではの魅力です。店長や店舗スタッフ、営業など、多くの人と頻繁にやりとりを行うため、「コミュニケーション能力」は重要です。

(3)販売
エリアマネージャーは店長の上司という立場にありますが、販売員として店頭に立つことも少なくありません。「売れる店」を作るためには客観的に店舗を見る必要があります。実際に店舗に立つことで初めて見えてくる問題点もありますし、接客をすることでユーザーが求めているものをより詳しく知ることができます。


エリアマネージャーに求められるもの
エリアマネージャーに求められる能力はいくつかありますが、なかでも重要なのが「数字管理能力」です。分析や調査には数字がつきものです。売り上げの確認をはじめとして、原価や利益の計算など、数字に触れる機会が自然と多くなります。もちろんファッションセンスも重要ですが、売り上げに絡むエリアマネージャーとしては欠かせないスキルといえるでしょう。
また、エリアマネージャーは店長の上司という立場であるため、「リーダーシップ」も求められます。部下である店長やスタッフの話をよく聞きき、全員で解決にあたる「雰囲気作り」をすることが求められます。


エリアマネージャーになるには
エリアマネージャーは新卒で募集されることはほとんどありません。まずはショップ店員として販売の経験を積みましょう。スタッフの教育もエリアマネージャーの仕事であるため、現場での経験は就職・転職の際に大きなアピールポイントになります。






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