転職ノウハウ | 23年3月15日

アパレル希望者必見!アパレル面接でよくある質問と回答のポイント

無事に書類選考を通過したら次はいよいよ面接!面接対策を行うにあたり「アパレル職の面接は他と違うの?」という疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に初めてアパレル業界に挑戦する人は、どんな質問を聞かれるのか気になりますよね。
アパレル業界特有の質問や、好感度の高い回答はあるのでしょうか?今回は、アパレルの面接でよく聞かれる質問とその解答例をまとめました。

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面接でよく聞かれる質問5選

【1】志望動機
数あるブランドの中から、どうしてこのブランドを選んだのかを伝えます。
あなたの素直な気持ちを伝えることでおのずとストーリーが生まれ、面接担当者も納得する回答ができるでしょう。

「応募した理由は何ですか?」

◇ブランドが好き
「御社のブランドデザインに惹かれ、販売スタッフとしてお客様にその魅力をお伝えしたいと思い応募しました。」
「学生でも手の届く価格であるにも関わらず、緻密なデザインにこだわった御社のアイテムに魅力を感じ応募しました。」

◇接客スタイルが好き
「御社のショップで買い物をした時、親身になって商品の提案をしてくれた販売員の方が大変印象的でした。私もそんなお客様に寄り添える販売スタッフになりたいと思い応募しました。」
「御社のショップスタッフの方たちの温かいサービスや明るさ、また提案してくれるコーディネートがおしゃれでいつも憧れています。私もそんな販売員になりたいと思い志望しました。」


【2】勤務シフト・通勤について
採用されるために、現実的ではないシフト希望を伝えても、勤務できなければ意味がありません。また、短時間や週に数日のスポット採用の場合もあるので、たくさんシフトに入れることが必ずしも採用条件とはなりません。勤務できる日数や時間は、本当に対応できるシフト希望を伝えましょう。


「週に何日勤務できますか?」

◇大学生に多いシフト希望
「週3日の勤務を希望します。水曜日と金曜日に18:00〜22:00まで、日曜日は終日勤務が可能です。」
◇主婦・主夫に多いシフト希望
「平日に週4日、9:00〜13:00までの勤務を希望します。」


「いつから勤務可能ですか?」

◇すぐに勤務スタートできる場合
「採用が決まり次第、すぐにスタートができます。」
◇数週間後にスタートを希望する場合
「〇〇の予定があるため、可能であれば×月×日以降に勤務スタートを希望します。」


「通勤時間はどのくらいですか?」

◇自宅から通勤する場合
「自宅から〇〇店は、電車で20分なので、通勤トータル時間は40分です。」
◇学校から通勤する場合
「平日は学校から店舗まで徒歩10分で通えます。自宅から通勤する場合は、片道30分程度です。」


【3】前職の退職理由
採用担当者は、勤務先に満足しながら長く勤務して欲しいと思っています。前職の退職理由と同じような理由で辞めてしまうことがないか確認のため質問をしています。ですので「人間関係が上手くいかなかった」などのマイナスな理由よりは、「好きなアパレル業界で長く働く為に前職を退職した」などポジテイブな理由がある方が採用担当者の方も安心して採用ができます。


「なぜ前職を退職したのですか?」

◇仕事に関して
「以前からアパレル販売に関心がありました。ぜひ御社で新しいチャレンジをしてみたく、前職を退職することを決めました。」

◇勤務環境について
「以前は週5日の勤務が必須だったため学業との両立が難しくなりました。週3日程度で学業と両立して働きたいと考え退職することを決めました。」


【4】自己PR
自己PRでは、アパレル販売の仕事で重要となるコミュニケーション能力や対応力、臨機応変さなどをアピールするといいでしょう。短所をあげる場合でも、それを改善するために自己研鑽に励んでいるというような前向きな姿勢をアピールすることが大切です。

「あなたの長所と短所を教えてください」

◇コミュニケーション能力
「聞き上手で話しやすいとよく人から褒められます。緊張しやすいところがありますが、日頃から冷静な目線で物事を考えるようにしています。」

◇チームワーク
「チームワークを重視し、共同作業を円滑に進めることができます。派手なアピールは苦手ですが、チーム全体を後ろからサポートする役割で貢献することを意識しています。」

◇ファッションセンス
「商品知識やトレンドに詳しく、お客様への適切なアドバイスができる自信があります。つい接客が長くなってしまいますが、お客様とのコミュニケーション不足の無いことが一番だと考えながら仕事をしていました。」


【5】過去の経験
接客や販売の経験がない場合でも、アルバイトを通じて得たコミュニケーション能力やチームワークなどのスキルは、アパレル販売員として活躍する上でも役立ちます。これまでの経験を活かして意欲的に取り組む姿勢を伝えましょう。

「これまでどんなアルバイトの経験がありますか?」

◇接客経験あり
「カフェでの接客経験があります。お客様とのやりとりの中で、対応力や基本的な敬語力を習得しました。」

◇接客経験なし
「塾講師をしていました。接客業ではありませんが、1:1でのコミュニケーション能力が身に付いたと思います。」
「何か質問はありますか?」への”逆質問”
面接の最後に「質問はありますか?」と聞かれることがあります。ここで質問を行うことを「逆質問」と言います。
逆質問を行うことは必須ではありませんが、積極的に質問することで意欲をアピールすることができます。

・自分の長所をアピールできる質問をする
逆質問の中で自分の長所をアピールしましょう。例えば、前職での努力や成果について語るような質問や、実際の仕事風景について尋ねる質問が有効です。

◇前職について
「前職では売上目標の達成のために○○などの工夫をしていました。御社でもノルマがあれば教えて下さい。」

◇自身の経験
「自己PRでお話させていただいた○○の経験は、自社の業務でどのように活かすことができますか?」

・モチベーションの高さをアピールできる質問をする
逆質問は、面接官に自分のモチベーションの高さをアピールするチャンスでもあります。入社前にやっておくべきことや、職場の文化・風土について尋ねる質問が良いでしょう。

◇働くまでの準備
「貴社の仕事で即戦力になれるよう、働くまでに準備することは何かありますか?」

◇自身の性格
「私は何でも臆せずに挑戦できる性格です。貴社で貢献できる仕事はどんなものがありますか?」


・質問内容は事前に用意しておく
自身がアピールしたいことを考えておくことで、面接中に伝えきれなかった項目がでてくるはずです。
何点か質問を準備していくとスムーズに逆質問が行えます。ただし、繰り返し説明された内容や調べれば分かることを聞くような質問は避けましょう。

■参考:「逆質問」のコツとは?アパレル転職の面接で好印象を!
https://www.t-w-c.net/topics/detail/686/


まとめ
アパレル面接でよくある質問と回答例について紹介しました。
面接ではあなたの意欲や適性、能力の確認はもちろん、会社との相性の良し悪しも大きな判断材料となります。質問を予想して準備を行うことで、あなたの能力だけでなく、普段の魅力や雰囲気を最大限に伝えることができます。あなたの”自分らしさ”をアピールするためにも、ぜひしっかり準備をして面接にのぞんでくださいね。

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