転職ノウハウ | 23年2月15日

ベビーアパレル販売を目指す方必見!赤ちゃんの成長に合わせたご案内のポイント、ベビーサイズ表と種類を解説

ベビー服・子供服販売は、幅広い世代から人気のあるお仕事のひとつです。小さくて可愛いお子様のお洋服に囲まれて働けることはもちろん、保育士さんや子育ての経験を活かして活躍できることもその魅力です。

しかし、大人のファッションを扱うアパレル店員とは異なる専門的な知識が必要とされます。特に『ベビー服』にまつわるご質問は大変多く、お子様の月齢や着用するシーン、時期によってもご提案内容は大きく異なります。初めてお子様が産まれる方やプレゼントとしてお買い求めいただく方へは、一から商品のご説明が必要となることもあります。

そこでベビー・キッズウェア販売にチャレンジしたい方のために、その基本であるベビー服の『サイズ』と『種類』の情報を詳しく解説します。ベビー服選びのポイントやサイズ表、さまざまな種類のアイテムの特徴など、初心者にもわかりやすく紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

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1、ベビー服のサイズ


日本で製造されているベビー服は、50cmから95cmまでのサイズを指します。
50cmは0歳から生後3ヶ月までの赤ちゃん用。肌着やロンパースをメインに着用する時期です。
3~5ヶ月頃は60cm5~12ヶ月頃は70cmぐらいが一般的です。ハイハイやズリバイの時期はまだロンパースが中心ですが、歩き始めたら上下セパレートタイプのウェアを準備します。
100cm以上のサイズは「キッズ服」に分類され、だいたい3~4才頃に切り替えとなります。

サイズ 50  60  70  80 90~95 100
年齢~3ヶ月3~6ヵ月6ヵ月~1才前後1才前後2歳前後3・4才~
身長~55cm 55~65cm 65~75cm 75~85cm 85~95cm 95cm~
体重3kg6kg9kg11kg13kg16kg
種類新生児服新生児服新生児服ベビー服ベビー服キッズ服

2、ベビーウェアの種類


ベビーウェアは種類がたくさんある上に、季節や月齢によっても着用する種類や枚数が変わります。
特に新米ママはどれを選べばよいか戸惑うことも多いため、しっかり種類ごとの役割を理解してご案内ができるようにしましょう。

■ベビー肌着


汗を吸い取る短肌着の上に、温度調節のための長肌着やコンビ肌着を重ね、最後にウェアを着るのが基本の組み合わせです。季節に応じて重ねる枚数を変えたり、赤ちゃんが心地よく過ごせるように調整を行います。

短肌着


赤ちゃんがいちばん下に着る、丈が腰くらいまでの短い肌着です。
前あきの着物型で、内側と外側に2本ずつの紐が付いているのが一般的。かぶらずに着られため、赤ちゃんが寝たままでも着替えられます。
肌に直接触れるため、素材や縫い目、タグの肌当たりなどにも気をつける必要があります。

長肌着


足先までカバーする長めの肌着で、短肌着の上に重ねて着用します。裾が開いているので、おむつ替えの回数も多い時期には特に便利です。
ただし、スカート型のため、動きが活発になる3カ月を過ぎるとはだけてしまうことがあります。

コンビ肌着


丈が長めで股下にスナップボタンが付いているのがコンビ肌着です。
スナップボタンで留めるので、動いてもめくれあがらず足の動きが活発になる時期にも着られます。スナップを外すだけなので、おむつ替えもスムーズに行えます。
出産する季節によっては長肌着の代わりにコンビ肌着を用意する人もいます。

ロンパース肌着


トップスとボトムスがつながった体をすっぽり包むボディスーツ型の肌着です。「ボディー肌着」と呼ばれることもあります。
前開きや肩開きなどさまざまなタイプがありますが、赤ちゃんのお尻を覆うように股下のスナップボタンを留めるのが特徴です。動いたり寝返りをうってもお腹が出にくく、活発な赤ちゃんも安心して着用できます。

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■ベビーウェア


月齢が低いうちは、前開きのつなぎタイプを選ぶのが基本です。寝返りやおすわりができるようになったら、上下セパレートの服が楽しめるようになります。

カバーオール


赤ちゃんの太ももからふくらはぎを覆うものを「カバーオール」と呼びます。上下が繋がったロンパースによく似ていますが、厚手の生地で足首まで覆うように作られておりこちらは”洋服”のカテゴリーに入ります。スカート型やズボン型など様々なタイプがあります。

プレオール


低月齢の赤ちゃん向けのカバーオールです。カバーオールより袖や裾が少し短めで、赤ちゃんの自然な足の形に沿うように立体的なフォルムをしているのが特徴。「フィットオール」など、他の名称でよばれるブランドもあります。

コンビドレス


スナップの留め方によって、カバーオールにもドレスオールにもなるウェアです。ドレスオールとは足元がドレスのように長いスカート状になっているものを指します。新生児の頃はドレスオール、足をよく動かすようになったらカバーオールにと長く着られる便利なアイテムです。

3、まとめ


ベビー服のサイズや種類についてご紹介しました。
お子様の成長に関わる大切な商品ですので、アパレル販売員の責任は大きく、知識やスキルが求められます。
ただ、お客様とのコミュニケーションを通じて、お子様の成長をサポートするお手伝いができることは、販売員としての醍醐味でもあります。お客様の幸せそうな笑顔を見ることは販売員として大きなやりがいを感じられます。

この記事で紹介した基本知識をマスターし、お客様に寄り添ったご提案ができるベビー・キッズのプロ販売員を目指してくださいね。

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