転職ノウハウ | 15年6月7日

スーツブランドで働く店員の特徴とは?

アパレルショップの中でも、スーツブランドショップはひと味違った独特の雰囲気があります。オンタイムやフォーマルシーンに着る服を扱うという緊張感に加え、スーツに関する専門知識はもちろん、ビジネスマナーについてもある程度通じておく必要があります。
そんなスーツブランドで働く店員の特徴や、求められる能力とはどのようなものでしょうか?

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スーツは業界・年齢・ステータスごとに定番が異なる
就活時にスーツを購入した人は多いと思いますが、大半の人が無難な「リクルートスーツ」を選んだのではないでしょうか。
ビジネスパーソンの世界では、スーツは業界・年齢・ステータスごとにどのようなスーツを選ぶべきかという暗黙の了解的なルールがあります。そういうルールを知らないと「失礼な人」「空気を読めない人」と周囲に思われて自分の評価を下げてしまう可能性があるため、自分に合ったスーツを選ぶのは非常に重要なことです。
スーツブランドで働く人はそういうことをきちんとわきまえたうえで、お客様に最適なスーツ選びのしかたをアドバイスできる必要があります。


トータルコーディネートに気をつけて
スーツブランドで働く店員は、一部の例外を除いて男女ともスーツ着用が原則でしょう。もちろんスーツそのものは常に手入れされていると思いますが、スーツとシャツ・ブラウス、ネクタイ、カフス、靴とのコーディネートはどうでしょうか。
スーツは、デザイン・柄・色ともにそれほど奇抜なものはありません。限られたバラエティの中で個性を発揮するためにはトータルコーディネートが非常に重要です。
スーツブランドで働く店員にはそうした繊細なセンスが要求されます。特に高級スーツを扱う人ほどお客様の目も肥えているため、店員の服装のコーディネートも厳しくチェックされるでしょう。


スーツの基本はジャストフィット
スーツの基本はフルオーダーで、フルオーダーしてこそ自分の体にスーツがジャストフィットするのですが、一般的にはイージーオーダーかパターンオーダーが多いでしょう。
ちなみに、イージーオーダーとは採寸→パーツごとのパターンの組み合わせ→本縫いという過程を経て作られるスーツで、パターンオーダーとは着丈や袖丈の微調整、ハッキングポケットやステッチなどのオプションの選択などを行う、ほとんど既製服に近いスーツです。

「スーツは肩で着る」といわれるように、本人の肩幅とスーツの肩幅はほんのわずか違うだけでも着心地が悪く、見た目もしっくりきません。袖丈も同様、わずか1〜2cm違うだけで着心地・見た目に大きな違いがあらわれます。スーツをお勧めする側としては、お客様の体型を見て、スーツと合わせるポイントを素早く見抜き、ジャストフィットするスーツを的確にお勧めできるようにしたいものです。

たとえば「腕を前に伸ばして軽くひじを曲げたとき、袖口からのぞくカフは1~1.5cmがベスト」「ボタンをしめたときフロントにシワがよるのはややスーツが小さい時」といった知識を豊富に蓄えておき、お客様の試着の際に適切なアドバイスができるよう、普段から勉強しておきましょう。


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