転職ノウハウ | 23年1月13日

アパレル系企業に提出する履歴書・ESの書き方とは?

アパレル系企業へ提出する履歴書やエントリーシート(ES)。いったいどんな風に書くべきだろう。他の業種の場合と違う点はあるのかな…そんな風に戸惑ったことはありませんか?

アパレル系企業に出す履歴書やESも一般企業向けのものとそれほど内容に違いはありません。志望動機の例文集などを見ても、” これって他の業種でもあてはまることでは? ”と感じることもあるでしょう。しかし、実は1点だけ、アパレル系企業に提出する履歴書・ESの書き方には大きなポイントがあるのです。
それは「共感」というキーワードでくくることができます。
志望動機で伝える共感
書類選考にあたってはもちろんあなたの学歴や職歴なども重視されると思いますが、中でも重要なのは志望動機です。短いスペースに書ける文章には限りがあります。短い言葉の中に自分の気持ちを託し、面接官の「共感」を求めましょう。
たとえば「初めて御社の服を買った時の感動」や「御社のブランドにしかない魅力」について、自分の思い出や経験を交えた文章をESに書き込むことが大切です。文章を読んだ書類選考の担当者が「そうそう。私もそうだった」と共感してくれたとしたら、あなたは面接会場に一歩近づいたといえるでしょう。そのうえで「このような感動を与えてくれた会社の一員として、もっと多くの人と感動を分かち合いたい」と結べば、アパレル系企業への志望動機としてはこれ以上ないものになるのではないでしょうか。


写真で伝える共感
履歴書には写真が必要です。履歴書用の写真は寸法などに細かいルールがあり、あまり個性を発揮することはできません。ですが、メイクやヘアスタイル、ヘア・ピアス、ネックレス、襟元など、ごく限られた部分にキラリと光るものがあれば、それは十分アピール材料になります。「ファッションにこだわる」とは、洋服以外にも気を配ることです。” 洋服が好きなんだな ”と思われることがポイントです。こうした点で採用担当者の共感が得られれば、書類選考を突破し面接へとチャンスをまた一歩引き寄せることができるでしょう。
注意点としては、あくまで応募するブランドのイメージを保つこと。ブランドイメージを理解することが大切です。


職歴で伝える共感
他業種からアパレル業界への転職を希望する人にとって、職歴をどうアピールするかは悩ましいポイントではないでしょうか。特に接客業や販売業など、直接アパレルで役立てられる職種経験者以外では「未経験ですがチャレンジ精神で頑張ります」というように根性論で話をまとめてしまいがちです。
実はアパレル系のお仕事は、ファッションを通じて人と幸せや喜びを分かち合うものであり、新しいデザインや着こなしなどの発見の連続です。また、相手のことを心から考えてベストの提案をすることも欠かせません。これらは他のどんな職業とも共通することですし、自分の今までのキャリアの中で「アパレル系の仕事でこの部分は役に立てるかも」という提案部分を見つけることができるはずです。
その職種に求められている本当の資質を見抜いて自分をアピールできれば、「この人はアパレル業界の華やかさだけに目を奪われず、仕事の厳しさもちゃんと理解している人だ」という共感を面接官に与えられるのではないでしょうか。






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