ニュース | 4月3日

アパレルとファッションの違いとは?意味・職種・業界の違いをわかりやすく解説

「アパレル」と「ファッション」という言葉をよく耳にしますが、この2つの違いをご存知でしょうか。


どちらも「衣料品」に関わる言葉ですが、その語源や意味の違いを正確に説明するのは意外と難しいものです。言葉の違いを理解するには、「どの視点から使われているか」に注目することが重要です。


アパレル業界を目指す学生や未経験の方にとって、この違いを理解することは、職業選択やキャリア形成にも役立ちます。本記事では、「アパレル」と「ファッション」の違いについて詳しく解説します。



1、「アパレル」とは


アパレル(apparel)はフランス語が語源で、「服を着せる・着飾る」という意味を持つ言葉です。現在では、既製服を中心に衣料品全般を指す言葉として使われています。


また、アパレルは単なる服だけでなく、メーカー、繊維、製造、流通、卸売、小売など、衣料品ビジネス全体を含む広い意味でも使われます。


つまりアパレルは、「業者視点」の強いビジネス用語であり、衣料品を扱う産業全体を表す言葉です。



2、「ファッション」とは


ファッション(fashion)はラテン語の「factio(作ること・行為)」が語源です。衣服だけでなく、ヘアスタイルやメイク、小物なども含めたトータルのスタイルを指します。


ファッションは流行やカルチャーとも深く結びつき、「自分らしさ」や「表現」を重視する概念です。


つまりファッションは、「表現者視点」の強い言葉であり、スタイルや価値観を発信する役割を持っています。



3、「アパレル」に関わる職種


アパレル業界は「作って売る」ことを目的とし、多くの専門職が連携しています。




  1. プランナー(企画職):市場調査をもとに商品企画を行う

  2. デザイナー:服のデザインを考える

  3. パタンナー:型紙を作成する技術職

  4. 生産管理:製造・納期・品質を管理する

  5. マーチャンダイザー(MD):販売計画や商品構成を決める

  6. プレス:ブランドの広報・PRを担当する

  7. バイヤー:商品を仕入れる

  8. ショップスタッフ・販売員:接客・販売を行う

  9. EC運営担当:オンラインショップを運営する



4、「ファッション」に関わる職種


ファッション分野では「見せる・伝える」役割の職種が中心です。




  1. スタイリスト:衣装コーディネートを行う

  2. モデル:服の魅力を表現する

  3. ファッションインフルエンサー:SNSで影響力を発揮する

  4. ファッションエディター:記事や特集を企画・編集する

  5. ファッションディレクター/アートディレクター:ブランドの世界観を統括する



5、トレンドや流行との関係性


アパレルとファッションはどちらも流行に影響されますが、その関わり方は異なります。



  1. アパレル:トレンドを分析し、売れる商品として市場に展開する

  2. ファッション:トレンドを創り出し、新しい価値を提案する


アパレルは「市場重視」、ファッションは「表現重視」という違いがあります。



6、現代における境界の変化


近年では、アパレルとファッションの境界は曖昧になりつつあります。アパレル企業が表現性を重視したり、インフルエンサーがブランドを立ち上げるなど、両者の領域は重なり合っています。


そのため、「モノづくり・流通」と「スタイル・表現」という本質的な違いを理解することが重要です。



7、まとめ



  1. アパレル:ビジネス視点(製造・流通・販売)

  2. ファッション:表現視点(スタイル・文化・創造)


この違いを理解することで、就職活動や面接での言葉選びにも役立ちます。



8、最後に


アパレルは利益を生み出すためのビジネスとして、製造効率や販売戦略を重視します。一方ファッションは、個性や創造性を重視し、新しいスタイルや価値観を生み出します。


普段何気なく使っている言葉でも、それぞれ異なる意味があります。正しく理解し、場面に応じて使い分けることが大切です。



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