転職ノウハウ |
22年12月28日
アパレル販売員の繁忙期と閑散期の上手な乗り切り方
年間スケジュール
【スプリングシーズン】2月~4月
1月:福袋販売などの年末年始のセールが始まり、冬物商品の消化期間といえます。
2月:春物が店頭に並び始めます。まだ気温が低く、春物の購買欲はそこまで高くありませんが、ファッション感度の高い方は動き出す時期です。
3月:ジャケットや春物コート等が並び、卒業式や入学式シーズンに向けた商品の展開も始まります。学生の春休み期間もあり、カジュアル服の購買欲も高くなる時期です。
4月:カーディガンなどの軽い商材の需要が高まり、新生活に向けて商品を買い足す人も多いでしょう。またこの時期から春物のセールが始まります。
【サマーシーズン】5月~7月
5月:少しずつ暖かくなるので、ブラウスや5分丈のトップスの打ち出しが始まります。ゴールデンウィークもあり、季節の変化から購買意欲も高いです。
6月:秋冬の展示会や夏物のプレセールが始まる時期。
7月:梅雨明けと共に夏のセールが始まり、とても忙しくなります。
【オータムシーズン】8月~10月
8月:前半はお盆休暇があります。夏物のセールが続き、秋物の展開が始まります。
9月:軽アウターの打ち出しが始まり、秋カラーが店頭に並びます。
10月:気温も下がり、ニットなどの冬物が動き出す時期です。
【ウィンターシーズン】
11月:冬コートを中心に冬物の動きが本格的にスタートします。
12月:6月と同様に、次の春夏の展示会やプレセールが始まります。また、冬のセールの準備もこの時期から始まります。
1月:初売り、セールが開催されます。冬のセールは年間を通して売り上げ目標も高く、来客数も多いので、7月と同様とても忙しい時期になります。
繁忙期の乗り切り方
年間スケジュールを見て分かる通り、7月~8月、12月から年末年始は、セール期により1年を通して最も集客のある時期です。それぞれ一般企業のボーナス時期でもあるので、世間の購買欲も非常に高まっています。セールに向けて、納品の増加やプライスの変更など、接客以外の作業も多くなるこの時期。この作業がスムーズに行えないとスケジュールが乱れて、セール前に残業ばかりの毎日になってしまいます。
そこで繁忙期に大切なことはなんでしょうか。
繁忙期を乗り切るために大切なのは、セールやイベント前のスケジュール管理です。商品の在庫管理やPOPは確認しておき、期間に間に合うように納品してもらう必要があります。学生やパートタイムの方は、毎日出勤しているわけではないので店舗の状況をつかみにくいです。
店長は朝礼などを上手に活用して、繁忙期の日程、セール期までの流れや大まかなスケジュールを伝えておくのがよいでしょう。そうすることで、スタッフも繁忙期を避けた予定作りがしやすいです。
店頭での接客が一番多くなるこの時期。忙しいからと言って、お客様に雑な対応してしまうなどはNGです。人が多い時期だからこそ、笑顔で丁寧な対応を心がけましょう。この時期は、一人でも多くのお客様の対応をしなくてはなりません。同時に多数の人へ接客ができるスキルも必要になります。
繁忙期はみんなで協力することで、チームワークを図ることができます。セール期は大変ですが、みんなでワイワイと盛り上がり、楽しく乗り越えられるといいですね!
【スプリングシーズン】2月~4月
1月:福袋販売などの年末年始のセールが始まり、冬物商品の消化期間といえます。
2月:春物が店頭に並び始めます。まだ気温が低く、春物の購買欲はそこまで高くありませんが、ファッション感度の高い方は動き出す時期です。
3月:ジャケットや春物コート等が並び、卒業式や入学式シーズンに向けた商品の展開も始まります。学生の春休み期間もあり、カジュアル服の購買欲も高くなる時期です。
4月:カーディガンなどの軽い商材の需要が高まり、新生活に向けて商品を買い足す人も多いでしょう。またこの時期から春物のセールが始まります。
【サマーシーズン】5月~7月
5月:少しずつ暖かくなるので、ブラウスや5分丈のトップスの打ち出しが始まります。ゴールデンウィークもあり、季節の変化から購買意欲も高いです。
6月:秋冬の展示会や夏物のプレセールが始まる時期。
7月:梅雨明けと共に夏のセールが始まり、とても忙しくなります。
【オータムシーズン】8月~10月
8月:前半はお盆休暇があります。夏物のセールが続き、秋物の展開が始まります。
9月:軽アウターの打ち出しが始まり、秋カラーが店頭に並びます。
10月:気温も下がり、ニットなどの冬物が動き出す時期です。
【ウィンターシーズン】
11月:冬コートを中心に冬物の動きが本格的にスタートします。
12月:6月と同様に、次の春夏の展示会やプレセールが始まります。また、冬のセールの準備もこの時期から始まります。
1月:初売り、セールが開催されます。冬のセールは年間を通して売り上げ目標も高く、来客数も多いので、7月と同様とても忙しい時期になります。
繁忙期の乗り切り方
年間スケジュールを見て分かる通り、7月~8月、12月から年末年始は、セール期により1年を通して最も集客のある時期です。それぞれ一般企業のボーナス時期でもあるので、世間の購買欲も非常に高まっています。セールに向けて、納品の増加やプライスの変更など、接客以外の作業も多くなるこの時期。この作業がスムーズに行えないとスケジュールが乱れて、セール前に残業ばかりの毎日になってしまいます。
そこで繁忙期に大切なことはなんでしょうか。
繁忙期を乗り切るために大切なのは、セールやイベント前のスケジュール管理です。商品の在庫管理やPOPは確認しておき、期間に間に合うように納品してもらう必要があります。学生やパートタイムの方は、毎日出勤しているわけではないので店舗の状況をつかみにくいです。
店長は朝礼などを上手に活用して、繁忙期の日程、セール期までの流れや大まかなスケジュールを伝えておくのがよいでしょう。そうすることで、スタッフも繁忙期を避けた予定作りがしやすいです。
店頭での接客が一番多くなるこの時期。忙しいからと言って、お客様に雑な対応してしまうなどはNGです。人が多い時期だからこそ、笑顔で丁寧な対応を心がけましょう。この時期は、一人でも多くのお客様の対応をしなくてはなりません。同時に多数の人へ接客ができるスキルも必要になります。
繁忙期はみんなで協力することで、チームワークを図ることができます。セール期は大変ですが、みんなでワイワイと盛り上がり、楽しく乗り越えられるといいですね!
閑散期の乗り切り方
2月や9月などは閑散期にあたります。セール前後の忙しさとは変わり、集客の少ない時期になります。このような時期に暇だと感じている方は大変もったいないです。時間に余裕があるときこそ、業務の見直しや新たなサービスに取り組むことができます。次は閑散期に取り組めることをいくつかご紹介します。
◆バックヤード業務
店舗にある在庫の管理も、大事な仕事の一つです。在庫管理や検品作業などの裏で行う作業は、時間がないとなかなか行えません。商品の出し入れを行う際は、直ぐに見つけることができ、スムーズな出し入れができるストックの仕方が望ましいですよね。不要なものは倉庫に移動したり、払い出し作業を行いましょう。誰が見てもどこに何があるのかが一目で分かるストックの方法を考えてみたり、商品整理をしてみてください。また、置き方が悪いと新品でもシワができますよね。商品はお金と同じです。改めて商品の扱い方を振り返ってみてください。
◆接客や商品についての勉強会
忙しいとなかなか勉強会を開く機会はないですよね。では、この時期に開いてみるのはいかかでしょうか。商品の良さを分からなくては、お客様にいい接客はできません。また、接客トークを磨く事も大事ですが、接客はお客様とのコミュニケーションが主になります。ありきたりなトークではなく、雰囲気や用途に合わせた商品のご提案が必要です。これもお洋服の特長を理解していないと、適正なアドバイスができません。スタッフ間でロール・プレイングを行い、接客向上に努めてみましょう。
※ロール・プレイング:職場や現場で経験するであろう場面を想定し、その中で販売員やお客様などの役割を演じてみることで課題を明確化し、スキルアップを目的とするもの。
◆SNSに力を入れる
画像をキレイに撮影して投稿するのは、意外と時間がかかります。集客が少ない時だからこそ、ご来店していただけるきっかけ作りは大切です。また、時間があるときにコーディネートを撮り溜めしておけば、毎日の投稿も楽になりますよ!
◆VMDを見直す
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)とは、お客様にとって商品が見やすく、購入しやすい売り場づくりを意味します。
「見やすく・買いやすく・売りやすい」売り場を作成しなければ売上は伸びません。また、お客様のニーズや気候に合わせて、売り場は常に変化させなくてはなりません。商品動向についても店舗ごとに様々なのです。地域性や施設(駅ビルかショッピングモールなど)によって異なるので、自店の商品動向をしっかりと把握しておきましょう。
◆スタッフ育成
アパレルは、正社員、アルバイト、派遣社員と様々な雇用形態で働いています。働く理由は様々ですが、方向性を同じにしなければ売り上げは取れません。どうしてもお客様とのコミュニケーションを優先しがちですが、こういった時間にスタッフとミーティングを開きコミュニケーションをとるとよいでしょう。時間のある時にその人にあった指導をじっくり行い評価することで、スタッフの仕事へのモチベーションがぐんと上がります。
2月や9月などは閑散期にあたります。セール前後の忙しさとは変わり、集客の少ない時期になります。このような時期に暇だと感じている方は大変もったいないです。時間に余裕があるときこそ、業務の見直しや新たなサービスに取り組むことができます。次は閑散期に取り組めることをいくつかご紹介します。
◆バックヤード業務
店舗にある在庫の管理も、大事な仕事の一つです。在庫管理や検品作業などの裏で行う作業は、時間がないとなかなか行えません。商品の出し入れを行う際は、直ぐに見つけることができ、スムーズな出し入れができるストックの仕方が望ましいですよね。不要なものは倉庫に移動したり、払い出し作業を行いましょう。誰が見てもどこに何があるのかが一目で分かるストックの方法を考えてみたり、商品整理をしてみてください。また、置き方が悪いと新品でもシワができますよね。商品はお金と同じです。改めて商品の扱い方を振り返ってみてください。
◆接客や商品についての勉強会
忙しいとなかなか勉強会を開く機会はないですよね。では、この時期に開いてみるのはいかかでしょうか。商品の良さを分からなくては、お客様にいい接客はできません。また、接客トークを磨く事も大事ですが、接客はお客様とのコミュニケーションが主になります。ありきたりなトークではなく、雰囲気や用途に合わせた商品のご提案が必要です。これもお洋服の特長を理解していないと、適正なアドバイスができません。スタッフ間でロール・プレイングを行い、接客向上に努めてみましょう。
※ロール・プレイング:職場や現場で経験するであろう場面を想定し、その中で販売員やお客様などの役割を演じてみることで課題を明確化し、スキルアップを目的とするもの。
◆SNSに力を入れる
画像をキレイに撮影して投稿するのは、意外と時間がかかります。集客が少ない時だからこそ、ご来店していただけるきっかけ作りは大切です。また、時間があるときにコーディネートを撮り溜めしておけば、毎日の投稿も楽になりますよ!
◆VMDを見直す
VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)とは、お客様にとって商品が見やすく、購入しやすい売り場づくりを意味します。
「見やすく・買いやすく・売りやすい」売り場を作成しなければ売上は伸びません。また、お客様のニーズや気候に合わせて、売り場は常に変化させなくてはなりません。商品動向についても店舗ごとに様々なのです。地域性や施設(駅ビルかショッピングモールなど)によって異なるので、自店の商品動向をしっかりと把握しておきましょう。
◆スタッフ育成
アパレルは、正社員、アルバイト、派遣社員と様々な雇用形態で働いています。働く理由は様々ですが、方向性を同じにしなければ売り上げは取れません。どうしてもお客様とのコミュニケーションを優先しがちですが、こういった時間にスタッフとミーティングを開きコミュニケーションをとるとよいでしょう。時間のある時にその人にあった指導をじっくり行い評価することで、スタッフの仕事へのモチベーションがぐんと上がります。
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