転職ノウハウ | 23年10月2日

アパレルは未経験でも採用される?未経験からアパレル業界での転職を成功させるためのヒント

アパレル業界に興味があっても「未経験だから…」という理由で応募をためらってしまう方がいらっしゃるかもしれません。しかし、実際にアパレル業界は未経験者にとって就職が難しい業界なのでしょうか?
今回は、アパレルへのキャリアチェンジを考える方々に向けて、アパレル業界での未経験者の就職実態と、面接で注目されるポイントを紹介します。

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1、未経験でアパレルへのキャリアチェンジはできる?
アパレル業界は多岐にわたる仕事が存在しますが、一般的に思い浮かぶのは販売員の職種です。この分野は未経験者向けの求人が多く提供されているため、経験の有無でのみ採用を決定されることは少ないでしょう。条件さえ合致すれば、誰でもアパレル業界でのキャリアをスタートさせることができます。

「未経験可」求人をチェック
未経験から転職を検討している方にとって、求人情報の中で注目すべきポイントは、「未経験可」という表記です。特に販売職においては経験者のみを募集する求人は稀で、多くのブランドが未経験者を歓迎しています。ただし、ブランドによっては採用基準にハードルを設けていることもあるため注意が必要です。

求人情報に「経験者優遇」と明記されている場合は、応募者が殺到した際に経験が採用の判断材料となる可能性が高いことを示唆しています。そのため未経験者であることに不安を感じる場合でも、積極的に未経験者を受け入れるブランドを選ぶことで、成功への道が広がるでしょう。自分の目指すキャリアに合った求人情報を探し、自信を持って応募しましょう。
2、アパレル未経験の方に採用担当者が求めていること4つ
アパレル企業での未経験者の採用において、採用担当者が注目するポイントは何でしょうか?
求人情報に「未経験可」と書かれていても、全ての応募者が採用されるわけではありません。以下の4つの要点を意識して面接に臨む際の準備を行いましょう。

勤務形態の都合
たとえ優れた人材であっても、勤務時間、曜日、期間が合致しなければ、アパレル業界の採用は難しいことがあります。アパレル業界は他の職種に比べて、シフト勤務が主流のため勤務形態が変動することが特徴です。したがって、採用されるかどうかは現行のシフト状況に依存することが多く、求人募集のタイミングも影響します。

応募者が求められる勤務時間、曜日、期間については、面接前にも把握可能です。電話やメールを通じて、これらの条件を事前に確認しておくことで、誤解を避けることができます。採用に向けてのステップをスムーズに進めるため、これらの要因について十分に理解し、調整できるかどうかも検討しておきましょう。

コミュニケーション能力・対人スキル
アパレルショップの採用面接で最も重要視されるスキルはコミュニケーション能力です。
お店では見知らぬお客様との対話が必要ですので、緊張せずに自信を持ってコミュニケーションを取れることが求められます。ただし、あまりにも馴れ馴れしい態度も好まれません。ブランドによって求められる対応は異なるため、接客スタイルを理解するためにショップを訪れてスタッフの応対を観察してみましょう。

また面接での発言や態度から「独断的な行動が多い」と受け取られると、採用に至らない可能性があります。自己調整能力を持ち、チームで協力して働けるという姿勢を示すことが重要です。

明るい応対ができるか
明るく、ポジティブな雰囲気を持つこともアパレルショップの採用において重要な要素です。ショップスタッフはブランドの代表でもありますので、明るい笑顔で面接官に対応し、はっきりとした言葉で質問に答えることが大切です。

ただし、内向的な性格の方でもポジティブな雰囲気を持つことは可能です。にこやかな表情を保ち、他人の話を注意深く聞くことは、魅力的な資質と言えます。面接中も積極的に明るい雰囲気を出せるようにしましょう。

ブランドイメージにマッチするか
アパレル業界での面接において、清潔感は最低条件です。どんなにカジュアルなブランドであっても、不潔な印象を与える方はアパレル業界には向いていません。また、ブランドに合った服装や雰囲気も非常に重要です。ブランドがフォーマルなスタイルを重視する場合、アルバイトの面接であってもフォーマルなスタイリングを心掛けましょう。

一方で、カジュアルなブランドでは、面接時にリクルートスーツは好ましくないことがあります。適切なカジュアルウェアを選び、ジャケットや革靴などのアクセントを加えることで、カジュアルすぎないスタイリングに心がけましょう。自社ブランドの洋服やアイテムを1点以上取り入れることもおすすめです。こうした配慮が、面接官にプロ意識をアピールする手助けになります。
3、未経験の方が面接に受からない場合にとるべき行動
面接で不採用になった場合でもすぐに諦めず、次回の面接に向けて取り組みましょう。下記の2つのポイントを実践することで、成功への道が開ける可能性が高まります。

ブランド・企業を分析
まず、自身が興味を持つアパレル企業やブランドでのリサーチは欠かせません。
正確なブランドイメージを把握し、そのブランドでどのような人材が求められているかを理解するため、ショップに何度か足を運んでみることが大切です。

複数のショップを訪れることで、人材の傾向だけでなく、企業のイメージや文化も把握しやすくなります。これにより、適切なブランドや企業を選び、その雰囲気に合ったアプローチができるでしょう。自身のキャリア目標とブランドの方向性を一致させるためにも事前の分析はとても重要です。

自身のスキルの整理、アピール
未経験であっても、これまでの経験やスキルは十分に活かすことができます。
たとえば、学生時代に飲食店でのアルバイト経験がある場合は、接客やクレーム対応など具体的なエピソードを交えながらアピールすることができるでしょう。

レジ業務を経験したことがある方は、正確な会計スキルをアピールポイントにすることができます。
過去の経験が些細であっても、それらを適切にアピール材料に変えることは可能です。自身の経験やスキルを積極的に活用しましょう。
4、まとめ
アパレル業界への就職は未経験からでも十分に可能なことが分かりました。
もちろん、仕事をスタートしたら、着実にスキルアップを図ることが大切です。日々業界について研究を深め、接客スキルを向上させ、お客様に満足いただけるサービスを提供することを目指しましょう。
未経験から始めることに不安を感じず、ぜひアパレル業界への第一歩を踏み出してみてください!

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