インタビュー |
23年4月7日
経験・知識・趣味・ライフスタイル Eluraではその全てが役に立つ
これまで得てきた知識と経験などを活かすことができるのは、販売の仕事しかないといっても過言ではありません。「大人の悩みに効く服、あります。」をキャッチコピーに掲げる『Elura』で、お客様のファッションの悩みを、自分の経験や知識で解決しているアルカキット錦糸町店の清水奈津子さんに伺いました。
── パーソナルスタイリングサービスがスタートした頃、トランクに自分の服を詰めてお客様が来店しました。
『Elura』では通常の接客業務以外 に予約制のパーソナルスタイリングを展開しています。このサービスが始まったばかりの頃に、メディアでこのサービスのことを知ったお客様がご自身の服や小物を20~30着ほどトランクに詰めて来店されたことがありました。
このサービスは最初にカウンセリングの時間を設けており、お客様の洋服に対するお悩みや周囲へどんな風に見せたいのかなどをヒアリングしてからコーディネートや商品の提案をするのですが、この時はお持ちになった服でコーディネートを組み、更に新たに加えるといいアイテムを店頭にある商品からご提案しました。組んだコーディネートは全て写真で撮り、ご自身でコーディネートを再現できるようにしました。とても時間はかかりましたが、ご満足いただけるように精一杯対応しました。
お仕事が忙しくてご自身で選ぶ時間がないようなお客様のご利用もあり、このサービスを定期的に来店してお見立てすることもあります。
── パーソナルスタイリングサービスをするようになって、もっと学びたいと思った。
パーソナルスタイリングサービスをするようになり、もっと言葉のレパートリーやファッションの色合わせ、コーディネートのバリエーションなどを学びたいと思いました。私自身は美容専門学校で美容師免許を取得し、前職ではアイリストをしていた経験もあるのですが、『Elura』ではブランドとしてスタッフの資格取得を支援しており、パーソナルカラリストや骨格診断アドバイザーなどの資格を取得しているスタッフがたくさんいます。私もパーソナルカラリスト2級、カラーセラピスト2級、骨格診断アドバイザー3級を取得しました。今は骨格診断セラピストの資格取得に向けて勉強中です。
感覚だけで提案するよりも、裏付けされた知識を持って提案するのでは、後者の方が圧倒的に信頼できると感じます。私たちは店頭にある商品の中からお客様のお悩みを解決できる提案をしなくてはなりませんが、洋服はすぐに生産できる商品ではありません。様々な知識があれば、服だけでなく、ヘアメイクや最近ではマスクの色など、いろんなものから提案ができるようになります。
── 接客の楽しさを知り、美容業界からファッション業界へ。
美容専門学校卒業後は美容師にはならず、個人経営のエステサロンで働いていました。そこでは施術がメインで接客をすることがなかったので、接客力を身につけようと美容室の受付へ転職しました。その頃はまつ毛エクステが流行り出した頃で、アイリストとしてもお客様と直接かかわる仕事していました。
技術者としてお客様と接するのも楽しかったのですが、それ以上に一緒に働くスタッフにも寄り添い、店全体を一歩引いた立場でお客様・スタッフ両方に寄り添える仕事がしたいと思い、再度、受付業務ができる美容室へ転職することにしました。その店が新規オープンだったので、オープンまでの半年間だけアパレル店で販売員として働いていました。スタッフの方々がいい人ばかりで、期間限定でなければずっとここで働きたいと思うほど楽しい経験でした。
結局、その経験が忘れられず、美容室は退社し、当時よく買い物をしていたショップのスタッフさんに「ここで働きたい」と直談判して、再び販売員として働くことになりました。
『Elura』では通常の接客業務以外 に予約制のパーソナルスタイリングを展開しています。このサービスが始まったばかりの頃に、メディアでこのサービスのことを知ったお客様がご自身の服や小物を20~30着ほどトランクに詰めて来店されたことがありました。
このサービスは最初にカウンセリングの時間を設けており、お客様の洋服に対するお悩みや周囲へどんな風に見せたいのかなどをヒアリングしてからコーディネートや商品の提案をするのですが、この時はお持ちになった服でコーディネートを組み、更に新たに加えるといいアイテムを店頭にある商品からご提案しました。組んだコーディネートは全て写真で撮り、ご自身でコーディネートを再現できるようにしました。とても時間はかかりましたが、ご満足いただけるように精一杯対応しました。
お仕事が忙しくてご自身で選ぶ時間がないようなお客様のご利用もあり、このサービスを定期的に来店してお見立てすることもあります。
── パーソナルスタイリングサービスをするようになって、もっと学びたいと思った。
パーソナルスタイリングサービスをするようになり、もっと言葉のレパートリーやファッションの色合わせ、コーディネートのバリエーションなどを学びたいと思いました。私自身は美容専門学校で美容師免許を取得し、前職ではアイリストをしていた経験もあるのですが、『Elura』ではブランドとしてスタッフの資格取得を支援しており、パーソナルカラリストや骨格診断アドバイザーなどの資格を取得しているスタッフがたくさんいます。私もパーソナルカラリスト2級、カラーセラピスト2級、骨格診断アドバイザー3級を取得しました。今は骨格診断セラピストの資格取得に向けて勉強中です。
感覚だけで提案するよりも、裏付けされた知識を持って提案するのでは、後者の方が圧倒的に信頼できると感じます。私たちは店頭にある商品の中からお客様のお悩みを解決できる提案をしなくてはなりませんが、洋服はすぐに生産できる商品ではありません。様々な知識があれば、服だけでなく、ヘアメイクや最近ではマスクの色など、いろんなものから提案ができるようになります。
── 接客の楽しさを知り、美容業界からファッション業界へ。
美容専門学校卒業後は美容師にはならず、個人経営のエステサロンで働いていました。そこでは施術がメインで接客をすることがなかったので、接客力を身につけようと美容室の受付へ転職しました。その頃はまつ毛エクステが流行り出した頃で、アイリストとしてもお客様と直接かかわる仕事していました。
技術者としてお客様と接するのも楽しかったのですが、それ以上に一緒に働くスタッフにも寄り添い、店全体を一歩引いた立場でお客様・スタッフ両方に寄り添える仕事がしたいと思い、再度、受付業務ができる美容室へ転職することにしました。その店が新規オープンだったので、オープンまでの半年間だけアパレル店で販売員として働いていました。スタッフの方々がいい人ばかりで、期間限定でなければずっとここで働きたいと思うほど楽しい経験でした。
結局、その経験が忘れられず、美容室は退社し、当時よく買い物をしていたショップのスタッフさんに「ここで働きたい」と直談判して、再び販売員として働くことになりました。
── 結婚・出産を経ても働ける、学べる環境があります。
その後、2013年に結婚を機に東京へ出てきて、二人の子どもを出産しました。育休明けは本社の新規事業開発部署に入り、当時展開していたオンラインサービスの販促を担当することになりました。本社勤務となり、店頭でお客様と直に接する機会はないものの、このキャッチコピーや説明文でお客様にサービスの意図は伝わるか、このイメージ画像でお客様の気持ちに響くだろうかなど、常にお客様に伝えることを念頭において仕事をしてきました。この経験は接客の仕事ととてもリンクしていると感じました。
その後、『Elura』のディレクターから誘いを受け、2019年から店頭に復帰しました。先輩ママ販売員も多いので、働き方や子育てなど自分自身の悩みを相談することもあります。『Elura』はお客様のお洋服のお悩みを解決するのはもちろんですが、自分の悩みも解決することができるブランドです。
── 販売は自分の強みや好きなことを活かして働くことができる仕事です。
お客様として買い物していた時、いつも店頭でスタッフが本当に楽しそうに働いている姿を見て元気をもらいました。お買い物しない時でも親身に悩みを聞いてもらい、スタッフさんを信頼していました。無理に買わせようとせずに必要なことを提案し、そこにはきちんとした理由もあり、この方に相談すれば大丈夫と何度も店に足を運びました。今は、私自身がお客様にそう思っていただけるように『Elura』の店頭で接客しています。
例えば、美容室で働いてきた経験を活かして、お買い上げいただいた服に合わせたメイク方法や美容室での髪型のオーダー方法などもお伝えしています。また、美容オタクなので自分でいろんなコスメを試してみて、良かったコスメはお客様にもお勧めしています。そういったお客様とのファッション以外の会話が再来店につながることもあるのです。
今まで経験したこと、資格取得で学んできたこと、自分の好きなことや興味のあることなど全てを自分の強みとして活かせるのは、販売の仕事だけだと思います。
その後、2013年に結婚を機に東京へ出てきて、二人の子どもを出産しました。育休明けは本社の新規事業開発部署に入り、当時展開していたオンラインサービスの販促を担当することになりました。本社勤務となり、店頭でお客様と直に接する機会はないものの、このキャッチコピーや説明文でお客様にサービスの意図は伝わるか、このイメージ画像でお客様の気持ちに響くだろうかなど、常にお客様に伝えることを念頭において仕事をしてきました。この経験は接客の仕事ととてもリンクしていると感じました。
その後、『Elura』のディレクターから誘いを受け、2019年から店頭に復帰しました。先輩ママ販売員も多いので、働き方や子育てなど自分自身の悩みを相談することもあります。『Elura』はお客様のお洋服のお悩みを解決するのはもちろんですが、自分の悩みも解決することができるブランドです。
── 販売は自分の強みや好きなことを活かして働くことができる仕事です。
お客様として買い物していた時、いつも店頭でスタッフが本当に楽しそうに働いている姿を見て元気をもらいました。お買い物しない時でも親身に悩みを聞いてもらい、スタッフさんを信頼していました。無理に買わせようとせずに必要なことを提案し、そこにはきちんとした理由もあり、この方に相談すれば大丈夫と何度も店に足を運びました。今は、私自身がお客様にそう思っていただけるように『Elura』の店頭で接客しています。
例えば、美容室で働いてきた経験を活かして、お買い上げいただいた服に合わせたメイク方法や美容室での髪型のオーダー方法などもお伝えしています。また、美容オタクなので自分でいろんなコスメを試してみて、良かったコスメはお客様にもお勧めしています。そういったお客様とのファッション以外の会話が再来店につながることもあるのです。
今まで経験したこと、資格取得で学んできたこと、自分の好きなことや興味のあることなど全てを自分の強みとして活かせるのは、販売の仕事だけだと思います。
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