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10月15日
アパレル業界の「志望動機」書き方のコツ!説得力ある文章を書くために抑えたいポイントを解説【例文あり】
アパレル業界への応募の際、特に正社員や契約社員を目指しているなら純粋に「動機は服が好きだから働きたい」「志望企業のブランドに憧れがあるので就職したい」といった内容だけではなかなか選考を通過することはできません。ファッションやアパレルに興味があるということはもちろん大切ですが、具体的な運営・営業に関する知識や、自分がどのように企業に強い影響を与えられるかなどさらに1歩踏み込んだアピールが必要になります。
では採用担当の心に響く志望動機とはどんな内容なのでしょうか?ここでは、社員として応募をする際の志望動機の書き方のポイントと例文を紹介します。
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履歴書や職務経歴書で自分自身を最大限アピールするため、必ず整理しておきたいポイントが3つあります。
まず「なぜ、他社ではなくその会社に選んだのか」を明確に伝える事が大切です。応募先の会社の特徴や魅力を踏まえた理由になるように意識しましょう。会社の特徴や強みを把握するために以下のような方法があります。
ブランドの想いやこだわり、特徴を把握することが大切です。
ブランドの企画段階からどのようにブランドが成長し現在に至っているかをしっかり理解すると、自社の特長を具体的に知っていることをアピールできます。また面接での表現がより説得力を持ち相手に好印象を与えるでしょう。
下記の項目はブランドをより詳しく理解するのに役立ちます。
その企業がどういった歴史を持ち現在に至るのかを確認しましょう。例えば、ブランド立ち上げのストーリーや、ファッションに対する強い想いなどを知ることで、他ブランドとの差別化が明確に見えてきます。
5W1H(When:いつ、Where:どこで、Who:だれが、What:何を、Why:なぜ、How:どのように)でまとめると把握しやすくなります。
ブランドコンセプトやデザインはもちろん、素材や接客の質、また社会貢献までブランドごとに多種多様なコンセプトを持っています。希望するブランドがどんな想いやこだわりを持って発信をしているのかチェックしましょう。
実際にお店を訪れ、自分が肌で感じた印象はブランド理解に大きく役立ちます。さらにお店の雰囲気やレイアウト接客を受けた印象をふまえ「顧客視点」と「店員視点」から分析すると自分を通したリアルな想いが採用の担当者へ伝わり、好印象を与えるでしょう。
そのブランドが業界内でどんな立ち位置なのかを確認します。この内容を調べることで、ライバルとなるブランドの情報も整理することができます。競合はどんなブランドなのか、他ブランドに勝っている部分や劣っている部分はどこか、などを明確にすることで希望ブランドの強みや課題が見えきます。可能であればライバル店となるような店舗にも積極的に足を運び比較するとさらに理解が深まります。
長く勤めることになるブランドだからこそ、将来どんな目標を持っているのか事前に知っておくことが大切です。まずはインターネットの検索や雑誌・新聞などに掲載されている記事の情報、最新のニュースなどのデータを探し集めておきましょう。
さらにその情報を元にブランドの今後を予想し会社の将来に自分がどんな貢献をできるかまで考えておくと、より説得力のある志望動機が準備できます。入社後にどのような目標を持って取り組むのかを具体的に表現しましょう。
あなたが、入社後に実現したい目標は何でしょうか?将来のビジョンが明確であるほど、採用側は応募者の活躍を鮮明にイメージすることができます。
例えば「一流の販売員になり沢山のお客様に商品を提案したい」「将来は店長となり、同世代が楽しめるお店作りがしたい」「ブランドのマーチャンダイザーを目指したい」「SNSの活動経験を活かして、広報やプレスとしてブランドの魅力を広めたい」「ファッションに対する目を養い、バイヤーとして活躍したい」「専門学校で学んだ知識を活かしてデザイナーの仕事に携わりたい」など、具体的なキャリアプランを考えてみましょう。
さらに「自身のこんな強みを活かす」「資格を取得する」「何年後までに昇格をする」など、目標達成までのストーリーがあるとより具体性が増します。
「2、志望企業で実現したいこと」をなぜ目指しているのか「なりたい理由」に加え「なぜ自分に出来ると思うのか」過去のエピソードも交え、説明してみましょう。採用担当者は、あなたの豊富な経験やスキルをもとに、自社にどんな貢献をしてもらえるのかを知りたがっています。以下のような方法で考察するとあなたの強みが発見しやすくなります。
アパレルは販売職からのキャリアスタートとなることがほとんどです。過去にアパレルで働いていた人は即戦力であることをアピールしましょう。飲食などの接客経験がある人は、接客に対する想いやアパレルの接客で実現していきたいことを盛り込むと意欲が伝えられるでしょう。
アパレル経験者なら、接客経験以外にも、商品の仕入れ、トレンド調査、スタッフ研修・教育経験などの仕事内容もアピールすることができます。売上計算ソフト等を使用できる、チラシやDM作成ができる、エクセルでの表計算ができるなどのパソコンスキルも強みになります。未経験者の場合は、これまでの経験から「コミュニケーション能力」「提案力」「体力」など、販売に活かせるスキルをアピールしましょう。WordやExcel、PowerPointが使用できるといったパソコンのスキルもアピールポイントになります。
ブランドの運営や営業方針も理解しておくと、具体的な業務内容に触れながら企業が求める条件にどれだけマッチしているかを示すこともできます。また、志望ブランドが提供するサービスやサポート体制にも注目し、どのようなスキルを身につけられるかをしっかりとアピールすることで、ブランドの将来に自分がどう貢献できるかも表現しましょう。
過去に経験したことを振り返り今の自分を深く知る方法として、自己分析が挙げられます。
アピールポイントに行き詰ってしまった場合はこの自己分析から新しい強みを見つけられることもあります。
こちらで自己分析の具体的な手順を解説しています。自身の強みを書き進めるのが難しいと感じたときの対処法として、ぜひ参考にしてみてくださいね。
では採用担当の心に響く志望動機とはどんな内容なのでしょうか?ここでは、社員として応募をする際の志望動機の書き方のポイントと例文を紹介します。
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■分析すべきポイント3つ
履歴書や職務経歴書で自分自身を最大限アピールするため、必ず整理しておきたいポイントが3つあります。
1、志望ブランドの特徴を知る
まず「なぜ、他社ではなくその会社に選んだのか」を明確に伝える事が大切です。応募先の会社の特徴や魅力を踏まえた理由になるように意識しましょう。会社の特徴や強みを把握するために以下のような方法があります。
ブランドの理解
ブランドの想いやこだわり、特徴を把握することが大切です。
ブランドの企画段階からどのようにブランドが成長し現在に至っているかをしっかり理解すると、自社の特長を具体的に知っていることをアピールできます。また面接での表現がより説得力を持ち相手に好印象を与えるでしょう。
下記の項目はブランドをより詳しく理解するのに役立ちます。
・ブランド立ち上げまでのストーリー
その企業がどういった歴史を持ち現在に至るのかを確認しましょう。例えば、ブランド立ち上げのストーリーや、ファッションに対する強い想いなどを知ることで、他ブランドとの差別化が明確に見えてきます。
5W1H(When:いつ、Where:どこで、Who:だれが、What:何を、Why:なぜ、How:どのように)でまとめると把握しやすくなります。
・ファッションに対しての想いやこだわり
ブランドコンセプトやデザインはもちろん、素材や接客の質、また社会貢献までブランドごとに多種多様なコンセプトを持っています。希望するブランドがどんな想いやこだわりを持って発信をしているのかチェックしましょう。
・実際に店舗で得た情報
実際にお店を訪れ、自分が肌で感じた印象はブランド理解に大きく役立ちます。さらにお店の雰囲気やレイアウト接客を受けた印象をふまえ「顧客視点」と「店員視点」から分析すると自分を通したリアルな想いが採用の担当者へ伝わり、好印象を与えるでしょう。
業界内の立ち位置を知る
そのブランドが業界内でどんな立ち位置なのかを確認します。この内容を調べることで、ライバルとなるブランドの情報も整理することができます。競合はどんなブランドなのか、他ブランドに勝っている部分や劣っている部分はどこか、などを明確にすることで希望ブランドの強みや課題が見えきます。可能であればライバル店となるような店舗にも積極的に足を運び比較するとさらに理解が深まります。
将来の展望を知る
長く勤めることになるブランドだからこそ、将来どんな目標を持っているのか事前に知っておくことが大切です。まずはインターネットの検索や雑誌・新聞などに掲載されている記事の情報、最新のニュースなどのデータを探し集めておきましょう。
さらにその情報を元にブランドの今後を予想し会社の将来に自分がどんな貢献をできるかまで考えておくと、より説得力のある志望動機が準備できます。入社後にどのような目標を持って取り組むのかを具体的に表現しましょう。
2、志望企業で実現したいこと
あなたが、入社後に実現したい目標は何でしょうか?将来のビジョンが明確であるほど、採用側は応募者の活躍を鮮明にイメージすることができます。
例えば「一流の販売員になり沢山のお客様に商品を提案したい」「将来は店長となり、同世代が楽しめるお店作りがしたい」「ブランドのマーチャンダイザーを目指したい」「SNSの活動経験を活かして、広報やプレスとしてブランドの魅力を広めたい」「ファッションに対する目を養い、バイヤーとして活躍したい」「専門学校で学んだ知識を活かしてデザイナーの仕事に携わりたい」など、具体的なキャリアプランを考えてみましょう。
さらに「自身のこんな強みを活かす」「資格を取得する」「何年後までに昇格をする」など、目標達成までのストーリーがあるとより具体性が増します。
3、実現したいことに紐づいた過去のエピソード
「2、志望企業で実現したいこと」をなぜ目指しているのか「なりたい理由」に加え「なぜ自分に出来ると思うのか」過去のエピソードも交え、説明してみましょう。採用担当者は、あなたの豊富な経験やスキルをもとに、自社にどんな貢献をしてもらえるのかを知りたがっています。以下のような方法で考察するとあなたの強みが発見しやすくなります。
アルバイト経験や接客経験
アパレルは販売職からのキャリアスタートとなることがほとんどです。過去にアパレルで働いていた人は即戦力であることをアピールしましょう。飲食などの接客経験がある人は、接客に対する想いやアパレルの接客で実現していきたいことを盛り込むと意欲が伝えられるでしょう。
アパレル販売に活かせる実務経験
アパレル経験者なら、接客経験以外にも、商品の仕入れ、トレンド調査、スタッフ研修・教育経験などの仕事内容もアピールすることができます。売上計算ソフト等を使用できる、チラシやDM作成ができる、エクセルでの表計算ができるなどのパソコンスキルも強みになります。未経験者の場合は、これまでの経験から「コミュニケーション能力」「提案力」「体力」など、販売に活かせるスキルをアピールしましょう。WordやExcel、PowerPointが使用できるといったパソコンのスキルもアピールポイントになります。
ブランドの運営や営業方針も理解しておくと、具体的な業務内容に触れながら企業が求める条件にどれだけマッチしているかを示すこともできます。また、志望ブランドが提供するサービスやサポート体制にも注目し、どのようなスキルを身につけられるかをしっかりとアピールすることで、ブランドの将来に自分がどう貢献できるかも表現しましょう。
自己分析を行う
過去に経験したことを振り返り今の自分を深く知る方法として、自己分析が挙げられます。
アピールポイントに行き詰ってしまった場合はこの自己分析から新しい強みを見つけられることもあります。
こちらで自己分析の具体的な手順を解説しています。自身の強みを書き進めるのが難しいと感じたときの対処法として、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■志望動機 例文
では具体的にどのような文章が好印象なのでしょうか。例として「未経験者」「経験者」のパターンに分けて具体的に紹介します。
未経験の場合
同業比較→過去のエピソード→アルバイト経験
学生の時に貴社のブランドを購入したことをきっかけに貴社のファンになりました。スタンダードなベーシックデザインと、快適さにこだわった素材や機能性の高い製品に感じるとともに、環境保全を意識した「持たない暮らし」を提案する理念にも共感しています。業界内の大量消費が問題視される中で、貴社は新しいファッションの楽しみ方を広く発信しており、その一貫した姿勢が私を惹きつけました。
前職では飲食店でホールスタッフのアルバイトをしていました。ある時、業務として「顧客満足度」の向上のため改善提案をする機会をいただきました。まず顧客のニーズを知るためのアンケートを実施し、その結果からオーダーの取り方や商品の提供方法など具体的な改善案を実行しました。これにより、満足度アンケートも前年度対比で150%の改善することができました。自身の提案や施策からチームで改善策を考え、具体的な施策を実行の効果が数字として出たことは私にとって大きな成功となりました。
この経験を活かし貴社へ入社後は、常にお客様のニーズに合わせたより良い接客改善を意識し、具体的な行動やサポートの提案をしていきたいと思います。そして将来は、店長という立場から1つの店舗を管理し魅力的な店舗を作ることで、貴社のブランド価値をさらに高めたいと考えています。
店舗で得た情報→実現したいこと→活かせる実務経験
かねてから貴社ブランドのファンとして度々利用しておりますが、どちらの店舗へ来店した際もスタッフ様の温かい笑顔と挨拶が印象的で心地よい対応に感動しております。接客の際もセレクトアイテムの歴史やこだわりから手持ちの洋服に合わせたコーディネートまで、とても丁寧にご提案をしてくださりまるで友人に合うような楽しさを感じています。貴社のスタッフ様から接客を受けるうち、私もこのような接客がしたいと思うようになり応募をさせていただきました。
貴社で入社後はまず、お客様のご相談へ対応できるような広い知識を身につけながら接客力を磨きます。そして将来は複数の顧客様を持てるようなトップ販売員を目指したいと考えています。
私は3年間飲食店で接客の経験があります。常連のお客様とはフランクにお話しできる関係を築き、ご来店の際には「いつも元気だね」「今日もいい笑顔だね」といろいろな言葉をいただいておりました。物怖じせず、お客様を一人ひとり
をお相手とした密なコミュニケーション能力には自信があります。この能力と実績を活かしながらぜひ貴社に貢献できる販売員になれるよう積極的に学んでいくいきたいと考えています。
経験者の場合
ブランドの想い→活かせる実務経験→実現したいこと
私は貴社が行っているファッションを通じた社会貢献に深く共感し、この度応募させていただきました。
以前からSDGsへの興味があり関連ニュースを調べる中、貴社が素材のフェアトレードによって発展途上国に対する支援の取り組みを知りました。また大量生産では出せない人の手が生み出す風合いや温かみのある商品デザインの魅力にも強く魅かれました。
前職はアパレルショップでアルバイト、派遣として働いていました。主に接客業を担当していたのですがお客様との会話からニーズを読み、最適な商品が提案ができた時、一番大きなやりがいや楽しさを感じていました。そのため接客が好きという気持ちは誰にも負けない自信があります。
販売の経験で培った知識やスキルを活かしながら、接客を通じて商品の背景や魅力を伝え、さまざまな人に貴社の持つ想いを届けたいと考えています。また将来的にはマーチャンダイザー(MD)として仕入れや商品開発から貴社のフェアトレードの現場に携われる人材になりたいと希望しております。
活かせる実務経験→ブランドの展望→実現したいこと
婦人服販売に10年間携わり、現在は店長としてスタッフ教育や売上目標に向けた計画策定、店舗レイアウトの変更、在庫管理などを担当しています。現職にやりがいを感じていますが、年齢を重ねる中でより高いスキル向上を目指し接客経験を積める貴社への転職を希望しました。
貴社の前衛的なデザインや世界観へ魅力を感じておりましたが、今後は性別や世代を越えた様々な方たちへのアプローチを目指していると知りさらに興味を持ちました。デザイン性と機能性を両立した貴社の商品は、様々な顧客に合わせた多様な提案ができることから、接客面においても魅力を感じています。
貴社で採用して頂くことができましたら、婦人服販売経験を活かしまずはお客さまにトータルファッションのアドバイスができるような販売員になることを目指します。現在、カラーコーディネーター検定2級の資格を取得を目指していますので、パーソナルカラーの観点からも幅広い世代にあわせたご提案ができるような販売員になりたいと考えています。
■最後に
あなたの気持ちが伝わる志望動機を書くためには、まずしっかりと業界研究をおこなっていくことが重要です。
そこからブランドへ共感する点や入社後に実現したいこと、あなたの関心を押さえていくことでとおのずと志望理由が見えてきます。注意点として、異なるブランドの理念や流行をリサーチし、自分自身のキャリアの方向性をはっきりさせることが大切です。
また自分が歩みたいキャリアをしっかり考えることで将来目指すべき道のりを再確認することもできます。特に、自分が持っているスキルや実績をうまく活用し、どのように貢献できるかを考えることが成功のコツです。
今回紹介した抑えるべき要素や例文を参考により魅力的で熱意が伝わる、あなたらしい志望動機を作成してみてくださいね。
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