転職ノウハウ |
23年2月7日
未経験でも「経験者優遇」の求人に応募することは可能?応募可能な求人の見極め方とは
1、経験者優遇の3つのパターン
「経験者優遇」と記載された求人には3つのパターンがあり、求人情報の中に企業の本音が隠されています。求人情報をよく見ることによって、その本音を紐解き、未経験でも狙える求人を見つけることができると言えます。
①経験者しか採用していない
「経験者優遇」と記載しているものの、実際は経験者だけしか採用しないパターンです。なぜ「優遇」と記載するかというと、「経験者のみ募集」や「未経験不可」と記載をすると、企業イメージが悪くなると想定した可能性が高いです。このパターンの場合は、未経験で採用されるのは難しいと考えられます。
※経験者しか採用しない求人の特徴
研修制度や教育関連の記載がなく、即戦力を求める内容になっているのが特徴です。
研修制度や教育関連の記載がなく、即戦力を求める内容になっているのが特徴です。
②経験者を優先して採用する
未経験者を受け入れることはできるが、できれば経験者を採用したいというパターンです。同時期に経験者と未経験者の応募があった場合、経験者が採用される可能性が高いです。ただ、有力な経験者の応募がない場合、未経験者が採用される可能性もあるので未経験でもチャレンジしてみると良いでしょう。
※経験者を優先して採用する求人の特徴
即戦力募集の内容で記載されているものの、一部研修制度や教育関連の記載があります。
即戦力募集の内容で記載されているものの、一部研修制度や教育関連の記載があります。
③経験者も未経験者も採用する
1つの求人情報ページで経験者・未経験者どちらも募集をしているパターンです。このような求人の「経験者優遇」の記載には、間口を狭くする意味合いはありません。経験者であれば、「給与などを優遇します」という意味合いが強い可能性があります。給与「〇〇万円〜〇〇万円」と記載がある場合は、基本的に未経験の場合は最低ラインに設定されるでしょう。経験者の場合は、経験年数やスキルに応じて給与が優遇されます。
※経験者も未経験者も採用する求人の特徴
「未経験者歓迎」「未経験者OK」などの未経験者に向けた文章も目立つように記載されています。研修や教育制度についても詳しく記載があります。また、未経験で入社した人の実例が記載されていることも。このような求人の場合、未経験でも自信を持って応募しましょう。
「未経験者歓迎」「未経験者OK」などの未経験者に向けた文章も目立つように記載されています。研修や教育制度についても詳しく記載があります。また、未経験で入社した人の実例が記載されていることも。このような求人の場合、未経験でも自信を持って応募しましょう。
2、未経験者が「経験者優遇」求人に応募する際の注意点
待遇
入社後に後悔しないよう雇用形態や給与面は、面接時などに詳しく確認しておくと良いでしょう。基本的には求人情報に記載されていますが、正社員の求人でも未経験の場合、アルバイトからスタートとなる場合もあります。この場合、正社員登用制度が用意されていることがほとんどですが、正社員登用されるまでの期間や給与などを事前に確認すると良いでしょう。
研修制度
「経験者優遇」求人に未経験で入社する場合、研修制度がしっかりしているかを確認しておくと良いでしょう。もし入社できたとしても、企業側の受け入れ体制が整っていないと早期退職となる可能性があるためです。
未経験者の活躍実績
実際に未経験で入社し、その後活躍している人がいるか確認すると安心です。面接時に聞くのも良いですが、企業研究にもなるため企業HPなどの社員インタビュー記事などを参考にすることをお勧めします。
3、経験者が「経験者優遇」の求人に応募する際の注意点
経験・スキル
まず知っておきたいのが、経験者と判断される年数です。経験があったとしても、数ヶ月では経験者として判断されないケースもあります。経験者とされる年数は、一般的に3年以上の経験です。企業によって、経験者とする年数は異なりますので、応募資格をよく確認すると良いでしょう。
また、経験者といっても企業が求める経験やスキルが弱いと不採用になる可能性も。例えば、自らお客様にアプローチを行う接客業務がない店舗(企業)での経験は、接客販売未経験と同等とされる場合もあります。
まずは、企業の求める経験やスキルを理解し、自分の経験スキルと照らし合わせて自己アピールをすることが重要です。書類選考や面接では、経験やスキルを入社後にどのように活かすかまで伝えると良いでしょう。
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実績
経験やスキルの裏付けとなる実績を具体的に伝えましょう。売り上げ・顧客数・取り扱ってきた商品の価格帯などできるだけ具体的な数値を盛り込むと、よりイメージができるのであなたの魅力が伝わりやすくなります。
志望動機
企業への志望度はとても重要です。経験やスキルがあっても、志望度が低い場合、早期退職に繋がる可能性があるので企業側も慎重です。
経験があるからと高を括らず、企業への熱意が伝わるように、企業研究を行い志望度の高さをアピールすると良いでしょう。
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