転職ノウハウ | 21年3月11日

接客と販売は何が違う?混合しやすい2つの違いと共通点を解説!

接客と販売は、どちらも同じようなイメージを持ってしまいがちですが仕事の進め方や内容は異なります。アパレルや美容業界では、接客をメインに売上も意識する必要があります。
「人と話すことは好きなのに接客は苦手…」「接客をしたくない」と思ったことのある方は、言葉の意味が混合してしまっているのかもしれません。

そこで、今回は「接客」と「販売」の違いや共通点を解説していきます。言葉の意味や目的を理解し、ブランド選びやお仕事に対する考え方を見つめ直すきっかけ作りになれば幸いです。

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接客は「お客様満足」販売は「商品を売ること」


2つの言葉には、求められることやあるべき理想に違いがあります。
接客はお客様へのおもてなし。販売は売上に重点を置いていることが最大の違いと言えるでしょう。

【 求められることの違い 】


・接客


「お客様満足度の向上」を目的としたサービスを目的としており、お客様との会話を通してコミュニケーションを図り、楽しい時間を提供したり、お客様をおもてなし、買い物にきたお客様の時間を充実させることが求められています。

・販売


「モノを売ること」を目的としており、おもてなしをするというよりは商品についての情報や説明を行い、良い商品をお客様に提供することが求められます。

【 販売に対する姿勢 】


・接客


接客業は、商品を売るために自ら動いたりはしません。そのため、基本的には待ちの姿勢となりますが、お客様がご来店された際は、積極的にお客様とコミュニケーションを図ります。

・ 販売


受け身の姿勢では、モノは売れないので積極的にお客様へ商品情報をお伝えしたり、ご希望を聞いてご提案をしていきます。お客様に自社の良い商品を気に入っていただくためにも、まず自らが商品の良さを理解することが大切です。

「接客」と「販売」どちらもゴールは同じ


「接客」も「販売」もどちらもゴールは、お客様に、売り手やお店、その会社の『ファン』になってもらうことです。

【1】お客様のために積極的に動く


お客様の要望に合わせて適切な商品をピックアップしたり、お買い物のサポートをするために積極的に動くことはどちらにも言えることでしょう。

【2】リピーターの確保


現在は、たくさんのお店や人やモノで溢れています。そのため、リピーターを確保して安定した売上げを作ることが重要です。そのため、どちらでもリピーターに繋げることを目的としています。

まとめ


言葉の意味の違いや共通点を正しく理解していただけたでしょうか。もし、苦手と感じている場合でも、接客、販売、どちらに対しての苦手意識を持っているのか理解することで改善すべきポイントも変わってきます。例えば、接客の向上に努める場合はお客様とのコミュニケーションを深めるためにも会話力のアップを。販売に苦手意識がある場合は商品知識を身に着けるなど、スキルアップの仕方も異なります。自分が求めているのはどちらなのかを明確にすることで、今後の接客やお仕事探しをしている方は求人情報をチェックする際に役立つと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね!

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