転職ノウハウ | 15年3月3日

意外と知らない?!アパレルショップ店員の仕事内容は?

ファッションビル、、百貨店、路面店などで見かけるアパレルショップの店員さん。最近はお客様ごとに個別のコーディネートを総合アドバイスしてくれる「ショップスタイリスト(パーソナルスタイリスト)」などの専門職も確立されてきており、より魅力的な業界に見えます。

しかし私たちの目に見えない部分では、ショップ店員はどのような働き方をしているのでしょうか?また、どのような業務を経験してマネージャー職などの上級職に昇進していくのでしょうか。
 
接客・販売・ご提案
お店の業種・業態にもよりますが、アパレルショップ店員の仕事は接客・販売がメインとなります。
朝はお店の清掃、商品チェック、ディスプレイ(商品陳列)チェックなどを済ませてオープンさせます。お客様からの質問にお答えしたり、コーディネートに関するアドバイスをしたり。中にはお客様のトータルコーディネートを任せられるショップスタイリストとして働く人もいますし、そうした肩書がなくても、お客様からのご指名を受けて実質的なショップスタイリストとなっている人もいます。
ただし、いくら昇進しても、必要に応じてレジのヘルプに入ったり、陳列が乱れた際に直したりという地道な作業も欠かせません。
こうしてショップやブランドのイメージを守る意識が高められ、ショップ全体に目配りができるような人材に鍛えられていきます。


商品管理・売上管理
接客・販売の仕事をこなせるようになってきたら、商品管理や売上管理といった管理系の仕事にも携わるようになります。最初は「どのアイテム・どのカラーがどれだけ売れたか」といった簡単なチェックからですが、ある程度の経験を積んでくると、競合店の売れ筋や売上のチェックなどのリサーチも重要な仕事になってきます。


ディスプレイ
ショップ店員の仕事のうち、最も楽しそうに見えるディスプレイの仕事。ショップの閉店後、商品をもっとも魅力的に見せるため、マネキンのコーディネートやショップ内のデコレーション、ショーウインドウの飾り付け、商品陳列などを行います。もちろん施工が必要なものなどは業者の手を借りますが、ショップによってはスタッフの「手作りPOP」などが活躍していることも少なくありません。


経営支援
ショップ店員の上級職は「管理職」から「経営職」へと続きます。
管理職では上記のような商品管理、売上管理、そしてスタッフ管理など「ヒト・モノ・カネ」の管理に携わるわけですが、経営職となると、これらの管理能力に加えて商品の売上予測や仕入れ計画にも携わります。
「今季はこのアイテムがこれくらい売れそうだから、これくらい仕入れよう」「来季の売上予測はこれくらいになりそう」といった経営上の重要な数値に習熟していくことでショップの幹部・店長候補として育ち、将来はより責任あるポジションを任せられることになるでしょう。また、手腕によっては将来自分のショップを持つオーナーへの道が拓けるかもしれません。






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