転職ノウハウ | 15年6月16日

【アパレル業界の営業職】仕事内容と求められるスキルは?

アパレル業界における営業職の仕事内容は、基本的に他業種の営業とほとんど変わりません。自社の商品を百貨店やファッションビルなどに営業活動を行うことが基本となります。
高いコミュニケーション能力が求められるのはもちろんで、業界の傾向として、明るく元気な人が好まれる傾向があります。コミュニケーション能力に長けているのならば、未経験からも転職できる見込みはあります。
 
営業の業務内容
営業は、「販売」を担当するのが主な仕事です。自社商品を購入してもらうためにプレゼンすることで、会社の外部からお金を持ってくるのが役割です。具体的な業務内容は以下のようなものになります。

・営業活動
どんなに優れた商品であっても、購入者がいなければ利益になりません。アパレルの営業活動とは、見込み客に対して商品をアピールすることであり、企業の売り上げを左右する重要な活動といえます。

・展示会での対応
アパレル業界ではシーズンに入る前に「展示会」を行います。ブランドのコンセプトや打ち出しを知ってもらい、商談を行う場であり、基本的に一般の人は入ることができません。展示会でお客さんの対応を行うのも営業の仕事です。展示会には自社商品に興味のあるお客様や潜在的なお客様が来るので、ここでの営業活動は非常に重要になります。

・企画
営業は販売するだけではなく、販売後のサポートも行います。百貨店や専門店の担当者と会議を行い、シーズン・セールごとに販促企画を立ち上げることもあります。ここでは販売戦略の知識も必要なため、経営に興味がある人にも向いています。


営業に求められるもの
どんな業界の営業にも言えることですが、営業担当者は自社の商品に一番詳しくなければなりません。お客様が商品について質問をしてきた時に「わかりません」と答えているようでは、貴重な販売の機会を逃してしまいます。
それゆえ、ファッションが好きで勉強熱心である人が有利になるといえます。コミュニケーション能力では、話し上手であるのも大切ですが、お客様の要望を聞き出す能力が特に重要です。「聞き上手」と言われる人は、営業の素質があるといえます。


アパレル業界の営業になるには
営業に必要な「商品の知識」と「コミュニケーションスキル」を磨くためには、やはりショップ店員から始めるのが最適です。実際に商品を手に取ることで自社製品の良いところ・悪いところを知ることができると同時に、お客様との交流で接客力を鍛えることができます。営業は企業から企業に販売を行う、いわゆるBtoBですが、商品の魅力を伝えるという点では同じです。まずはお客様への接客スキルを現場で身につけ、交渉術を学びましょう。

アパレル業界の営業は異業種からの転職も広く受け入れています。面接では、営業スキルをアピールするのはもちろん、ファッションに興味・関心があることを伝えることで、採用担当者からの印象も良くなります。


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