転職ノウハウ | 21年1月18日

事前準備が大切!アパレル正社員面接対策

アパレル販売員は、様々な雇用形態で成り立っていますが、正社員で面接を受ける場合はアルバイトやパートの面接を受ける場合より、綿密に準備する必要があります。時には突っ込んだ質問をされることもあります。様々な質問に対して柔軟に答えられるように、面接対策をしっかり行うことが大切です。
今回は、アパレルで正社員を目指している方に向けて、面接のポイントをご紹介します。
▼他の雇用形態との違い
正社員の場合でも、面接で聞かれる内容はアルバイトやパートとあまり差はないでしょう。しかし、正社員で面接を受ける方が評価基準が高くなることが想定されるため、ある程度の経験やスキルを求められる場合があります。企業側は、長く働き活躍してもらうためにも、キャリアプランを聞き出し「将来性はあるのか」といった観点も重要視します。
さらに、面接回数が変わることがほとんど。一次は店長やマネージャー、人事の採用担当者と行い、二次面接を通過して採用が決まるケースが多いでしょう。面接を数回に分けて行う理由は、一人の採用担当者の意見だけでなく、できるだけ多くの人の意見を聞いて企業との相性を判断します。また、多くの応募者の中から選定している場合もあるでしょう。最終面接までしっかりと熱意や自己アピールをすることが採用に繋がります。

▼事前準備

・具体的な志望動機や自己PR
志望動や自己PRは、どの雇用形態でも聞かれることですが、正社員面接を受ける場合は、より明確に伝えなくてはなりません。「服が好き」「おしゃれが好き」という理由だけではなく、具体的な目標やエピソードを交えて話せるように準備しておくことが大切です。これまでの経験で培った、自分の強みやスキルを活かしてどのように活躍したいかを入念に考えておきましょう。

・企業研究
どんなブランドなのか(ターゲット層、商品価格、ブランドコンセプトなど)は事前に調べておく必要があります。長く働くためには、企業の理念と自分の思いに相応するものがあるかなどを確認し、企業側が求めている人物像に合っているのかなど、企業の事を把握する必要があります。
▼企業が見ているポイント

1、アパレル企業への適正
アパレル業界は、人とコミュニケーションをとる機会が多くあります。また、1日中立ち仕事になるため体力も必要です。そのため、ストレス耐性も欠かせない採用基準のポイントです。

2、人が好きか
特に、ショップ販売員は初対面のお客様に声をかけて、気持ちよくお買い物してもらう必要があります。機嫌が悪そうに見られたり、面接官と話すのが苦手そうに見えると、選考を通過するのは難しいでしょう。面接では緊張しますが、元気よく笑顔を意識することが大切です。

3、ファッションへの興味・関心
ファッション業界なので、ファッションに強い興味・関心を持っているかは最重要ポイントです。トレンドに対する関心やファッションの歴史などの知識があり、業務に活かせる人材を求めている企業がほとんどと言えるでしょう。

4、会話のキャッチボールができるかどうか
お客様以外にもデベロッパーの方など様々な人と関わる機会があります。どんな人とのコミュニケーションでも適切な受け答えや臨機応変な対応は不可欠です。お客様の要望を汲み取り、適切に対応することでブランドだけではなく、個人としても信頼をされるようになります。面接では、質問の意味をしっかり理解し、的外れな回答をしないように注意しましょう。


いかがでしたか。面接前に自己分析をしっかり行い自分を見つめ直す機会を設けてみてください。自分と向き合うことで、強みや弱みを理解でき、質問に自信を持って受け答え出来るようになります。面接の準備で大切なことは、「自分の考えをまとめて、自分の言葉で答えられるようにすること」です。ぜひ、今回ご紹介した内容を参考にして面接対策してくださいね!


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